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涼『はいはい。泣かない泣かない。』
なんでかわかんないけど、自然と涙がでてきちゃって。
頑張ってそれを拭ってた私をふわり。と抱きしめてくれた山田くん。
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「山田くん…。」
涼『ん。今日からは、涼介。ね。
ちゃんと卒業したんだから。
次は俺に振り回されて。』
今までも充分振り回されてたんだけどなぁ…。
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涼『んじゃぁ、そろそろ女子たちが来るかもしれないから行くね。』
「…うんっ。」
こんなに時間が経つのがはやいと感じるのはいつぶりだろう。
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涼『ふふっ。大丈夫。
ちゃんと迎えに来るから。』
「んぇ…。」
寂しい。って顔に書いてあるよっ。っておでこにキスした山田くん。
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「来なくていいよ。」
涼『ほんとに?いいの?』
あれ…。
こんなこと前にもあったような…。
「……だめ。お迎えきて…。」
涼『ふふっ。待っててね。』
私の頭を数回ポンポンとしたあとに反対方向に歩いていく山田くん。
保健室で待ってればいいのかな。
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yuna - 続編を希望します! (2017年1月17日 21時) (レス) id: 47a3bc0885 (このIDを非表示/違反報告)
cgrbmtd44(プロフ) - 続編頑張ってください!! 応援してます! (2017年1月16日 21時) (レス) id: 5bd06e9772 (このIDを非表示/違反報告)
219(プロフ) - 続編希望!です! (2017年1月16日 20時) (レス) id: 972a2fe011 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - 続編お願いします!作ってくれたら嬉しいです。 (2017年1月16日 19時) (レス) id: 09aa47a1da (このIDを非表示/違反報告)
. ma(プロフ) - 続編お願いします! (2017年1月16日 18時) (レス) id: bed98a77fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いぶりん | 作成日時:2016年12月11日 11時