保健室の開かずのベット。

#47 ページ47

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＿＿＿＿＿＿＿After one year









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【山田涼介っ。】








涼『はいっ。』









いつも着てる白衣ではなく。

しっかりとした服を着て。









今日、この高校を卒業していく生徒を1人1人みていく。









あの子は派手に転んだ子。

あの子は捻挫した子。









そんな楽しかった１年。

思い出すだけで涙が出てくる。









特に印象が強かったのはやっぱり、山田くん。









いくらアイドルでも、卒業式にはでる。









山田くんの名前が呼ばれれば、保護者席や卒業生がｻﾞﾜｻﾞﾜとしはじめる。









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あ｢っ。｣









卒業証書を手にして壇上から降りる山田くん。







そんなときにふと目が合って。









山田くんはふわり。と微笑んだ。









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涼『せんせっ。』

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