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雄『毎日のように“A先生っ。A先生っ。”って言ってて。
ちょーうるさいの。
先生、もう付き合ってあげて。』
「いやいや。だからね…。」
伊野尾先生に続いて高木くんまで…。
そりゃぁ、【好き】って言われたら意識しないわけないし。
ちょっと意識しちゃってるところはあるけど…。
「山田くん、アイドルじゃん。
……そーいえば、高木くんのときもこんなことあったよね。?
誰だっけ………。あ。薮くん?
そうやって頼みに来たの。
【高木と付き合ってあげてー。】って。」
雄『え。そんなことあったの?』
そうそう。
高木くんにも告白されて。
薮くんにそう頼まれたけど、まだ私は先生になったばっかりで。
「あの時、ちゃんと返事しなくてごめんね…。」
雄『ぜーんぜん大丈夫。今は、仕事に集中してるからさ。』
ほんと、大人になったな…。
雄『でも、山田はね…。
少しだけでいいから本気で考えてあげて?
アイドルとか。生徒とか。そんなん関係なく。
1人の男として。本気で。』
「……うん。」
どーしたらいいんだろ。
この悩み、何回目だろ。
自分でも気づいてるけどさ…。
気づいちゃダメなんじゃないかな。って思ってるの…。
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yuna - 続編を希望します! (2017年1月17日 21時) (レス) id: 47a3bc0885 (このIDを非表示/違反報告)
cgrbmtd44(プロフ) - 続編頑張ってください!! 応援してます! (2017年1月16日 21時) (レス) id: 5bd06e9772 (このIDを非表示/違反報告)
219(プロフ) - 続編希望!です! (2017年1月16日 20時) (レス) id: 972a2fe011 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - 続編お願いします!作ってくれたら嬉しいです。 (2017年1月16日 19時) (レス) id: 09aa47a1da (このIDを非表示/違反報告)
. ma(プロフ) - 続編お願いします! (2017年1月16日 18時) (レス) id: bed98a77fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いぶりん | 作成日時:2016年12月11日 11時