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薫「おー、王子お疲れー」
太陽「誰が王子やねん(笑)」
薫「今日小っちゃい子に言われてたよねー？
太陽くんは王子様だもーんって(笑)」
太陽「やめなさい(笑)」
そういえば午後のカフェスペースで、
小さい女の子がそんなことを言って、
太陽くんのお姫様になりたいって可愛らしいこと言ってたなぁ。
太陽くんは「王子ちゃうで！」とか言って真面目に否定してたけど(笑)
薫「あ、悠斗仕事終わったっぽいから、私もう行くねー！」
太陽「あ、行ってらっしゃい」
A「いってらっしゃーい」
薫は慌ただしくスタッフルームを出ていった。
太陽「Aさん、短冊に何書いたん？」
A「あ、忘れてた…」
私は、エプロンの右ポケットから水色の短冊を取り出す。
太陽「俺もまだやから、一緒に書かへん？」
A「うん、書こ！」
太陽くんは、私の左隣の椅子に腰かけた。
太陽「何書こうかなぁー」
A「すずらんの王子は何を願うんですかねぇ？」
太陽「もぉーからかわんといてよー！
ええから書こ！」
太陽くんは漫画みたいに顔を赤くして、照れたのをごまかすように短冊に向き合った。
願い事かぁ…
何がいいかな…
太陽「できた！」
A「早！(笑)」
“すずらんに来てくれた人が、みんな笑顔になってくれますように。 太陽”
太陽くんの短冊にはそう書いてあった。
彼らしい、愛にあふれた願い事だ。
A「素敵だね」
太陽「ありがとう。
…すずらんに来てくれた人ってことは、Aさんもやで？」
A「…私も？」
太陽「うん、当たり前やん。何かあったら俺たちが守るから安心してな」
年下なのに、しっかりしてるし落ち着いてる。
外見はさることながら、
中身まで優しくて王子様みたいな人だ。
A「ありがとう、王子(笑)」
太陽「なんなん、それ(笑)」
そう言いつつ、彼はまた照れて自分の短冊を眺めた。
今の、すずらんに願うことは何かな…
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まっちゃ(プロフ) - まよいさん» 感想ありがとうございます（；＿；）嬉しいです！うわぁ〜お仕事のかてにしてくださってるなんて(ToT) ありがとうございます！更新今後も頑張ります！ (2017年9月20日 21時) (
レス) id: 660af00ab9 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 麗さん» やっとこさここまで来ましたー！笑 お待たせしました〜 今後もお楽しみ頂けると幸いです！ (2017年9月20日 21時) (レス) id: 660af00ab9 (このIDを非表示/違反報告)
まよい - 初めて感想書きます！この作品が好きすぎて、読むの楽しみすぎて、つらい仕事も頑張れます！更新楽しみにしてますね∩^ω^∩ (2017年9月17日 19時) (レス) id: 3ceee9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - ついにーーーー！！！！私が待ちに待ちに待ったシーンがヽ(´▽｀)/♪続きが、この後の展開が楽しみです！！！ (2017年9月16日 15時) (レス) id: a47fa469bb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - しっぽさん» 嬉しい言葉の数々（；＿；）ありがとうございます！頑張ります！ (2017年9月15日 14時) (レス) id: 660af00ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2017年8月19日 23時
