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A「…そう」
海はレモンサワーを開けた。
海「この前も言ったけど、拓弥はさくらのことずっと好きでさ…
晃一とは良きライバルっぽくなってたんだよね」
太陽くんに病院に初めて連れていってもらった時…
“晃一な、さくらのこと大好きで…”
そう言っていた。
海「さくらがどう思ってたかは知らないけど…
俺から見たら、さくらも拓弥のこと好きだったみたいだから、
あれは両想いだったんじゃないかなーって」
A「…晃一さん、今でもさくらさんのこと…？」
海「うん。まだ好きなんだと思う」
A「…やっぱりそっかぁ」
海「まぁ、俺の完全な憶測だからあんま信用しないでね」
A「いや、海のは信用できるよ(笑)」
現にいろいろと見抜かれてるし(笑)
海「まぁ…俺の勘はだいたい当たることが多いけどね(笑)」
A「こわっ(笑)」
この男、侮れない…(笑)
―――――
――――
―――
海「じゃー俺帰るねー」
海がそんなに長い時間いることはなかった。
A「明日大学なんでしょ？頑張ってね」
海「うん、ありがとう」
玄関まで見送ると、海は靴を履く前に私を振り返った。
真剣な目の彼。ふわっと香る香水の匂い。
A「…海？」
海は私をじっと見つめて、そのまま私に近寄ってきた。
私は後ずさりしていたけど、じりじりと海が迫ってきて、
背中に廊下の壁が当たった。
海の目力が強くて、目をそらせない。
ど、どうしよう……
こういう時、世間の女子はどうしてんの！？
海「……こうやって迫られたらどうすんだよ」
A「えっ？」
いや、それ私が聞きたい…
海は息を吐いて、私から少し離れた。
海「男なんて、いつ豹変してもおかしくねぇんだぞ？」
どういう意味…？
海「…よく知らない男をぽんぽん家に上げるなってことだよ」
A「…なっ！！私そういうつもりじゃ…！！」
海「わかってるよ(笑)
一応、忠告。おやすみー」
海は笑って玄関を出ていった。
途端に、心臓が大きく波打っていることに気づき、
思わず心臓に手を当てた。
もう…慣れてないんだからやめてよ…
私の部屋には、まだ彼の香りが残っていた。
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はるか(プロフ) - Aya//3さん» 思い出していただけて嬉しいです(；o；) とんでもない亀更新ですがどうぞよろしくお願いします！ (2017年7月30日 20時) (
レス) id: cd8a1ba0e9 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 繭さん» コメントありがとうございます！わぁ覚えてくださってるんですね( ；∀；) もう少し先なので、更新頑張っちゃいます！(笑) (2017年7月30日 20時) (レス) id: cd8a1ba0e9 (このIDを非表示/違反報告)
Aya//3(プロフ) - まっちゃさん» ありがとうございます* 設定とか全部思い出せました(笑)続きが毎回楽しみです!! (2017年7月27日 23時) (レス) id: bcc21e66fd (このIDを非表示/違反報告)
繭(プロフ) - 大好きな稜雅君のターンが早く来ないかと毎回ワクワクしてます(^o^) (2017年7月26日 19時) (レス) id: a47fa469bb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - Aya//3さん» もちろんですよ( ；∀；)そうなんですか！！読ませて頂きます(^-^)！ (2017年7月20日 21時) (レス) id: 660af00ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2017年7月8日 23時
