最強二人組 【音駒】

▲第三体育館,18 ページ25

▲第三体育館



練習試合が終わり
自主練に入る

瞬間的に逃げるが
捕まってしまった



木「ヘイヘイヘーイ！！
　 チーターくーん、やろうぜ！」


赤「木兎さんAさんが困ってるでしょう」


黒「ほ〜らA〜第三体育館に行くぞ〜」



結果捕まってしまった

ズリズリと第三体育館に
引きずられる



『木兎さんのブロックやれと、』


黒「そう！お願い、っな？」


『クロがやれば』



プクーっと頬を膨らませた俺は
クロを睨む



黒「睨まれても女顔だから
　 怖くありませーん」


『はぁ？』


黒「ごめん、ごめん！！
　 俺リエーフ鍛えなきゃいじゃん？」



他にやってもらえば
いい話なのにさ、

意味わからない

それだけの理由で
研磨と離れる理由になるとでも？

確かに練習にはなるけど
それとこれとはわけが違うし
研磨がいなければ練習にならないし、

てかブロック練習より
スパイクとかそこら辺磨き上げたいんだけど

悶々と考えていると
横から声がした



赤「今日だけお願いできませんか？
　 前回と同様に」


『はぁー赤葦のお願いなら』


クロがガッツポーズやってたけど
見なかった事にしてあげる



黒「(ブツブツ言ってるA怖っ！)」


『でも、一人じゃ、やなんだけど
　木兎さん一人に、俺一人じゃ不利じゃんか』


黒「大丈夫だって〜」


『やなもんは、ヤダだもん』


黒「うーん、あっ！そこの君」



外を見ると烏野の
MBがいた

その人に向かって喋りかける


黒「あ〜とそこの烏野の
　 眼鏡の！」


月「ん？」



と眼鏡の高身長がこちらを向く



黒「ちょっとブロック飛んでくれない？」



と手招きする

木兎は腕を慣らしていた
なんか元気いっぱいで、ますますヤダ

眼鏡の人が
こちらを見つめている



月「あ〜僕もう上がるんで
　 失礼しまーす」


木「ブロック無しでスパイク練習しても
　 意味無いんだよ、頼むよ〜」


月「音駒のブロックいるじゃないですか、じゃあ」



と言って逃げようとする



黒「おい、ちょっと待ってくれよ
　 Aが一人はヤダって言うからさー」


月「なんで僕なんですか、梟谷の人」


すると後ろにいた赤葦が出てきた


赤「木兎さんのスパイク練際限ないからって
　 みんな早々に逃げるんだよ」


黒「俺はこいつ鍛えるのに忙しんだよね〜」


リエーフ「だから〜俺がブロック飛びますってばぁ〜」


『音駒でレギュラー入ってたかったら
　レシーブとかの精度あげなよ』

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