最強二人組 【音駒】

▲喧嘩,14 ページ18

▲喧嘩



山「あれは3年が引退した後の
　 音駒で練習試合をした時のこと、」



練習試合終わりに
ヘトヘトになった孤爪が
Aのところに来る



孤「やり過ぎ、チームワークが崩れる
　 ちゃんとやって、それに疲れる」


『ちゃんとやってるよ、？』



座っていたAは
ポケッ？としている
そして、孤爪の方を見ていた



『それだったら研磨もちゃんとやって
　とれるボールあったじゃん』


孤「今言いたいのはそういうことじゃないんだけど…」


『同じじゃ？』


孤「同じじゃない」


『同じだよ』


孤「同じじゃない」


『同じ』


孤「違う」


『同じ』


孤「違うし、真面目にやってよ」



その言葉に引っかかる事があったのか
Aは珍しく怒りだした



『真面目にやってるよ、俺はァ！！』



ギラッと目をギラつかせ、
孤爪の方を見ていた

その姿に孤爪はビクッと肩を震わせる



『いつでも本気で、真面目にやってるよこれでも！！)))))
　悪かったな不真面目に見えて)))！！

　俺のことをよく知らないくせにッ、』



そう叫んだ、
猟瓢の目は少しうるっとしている

周りの人たちは普段見ない
猟瓢の叫びにびっくりしているようだった

はっとした猟瓢はすぐに立ち上がり



『ごめん、叫んで
　ちょっと頭冷やしてくる』



そう言うと猟瓢は体育館を出ていった

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