Blue _Summer story 【HQ】 (ページ12)

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◎。

猟「あーっ？！！
　抜け駆け厳禁、？！！」

運転席の方からバックミラーからこちらを見ている

ほっ、助かった
すると赤葦さんはすぐに上を退いてくれた

赤「えー、？いや、？
　俺はただ、名前呼んでもらおうとしてただけだよ？

　それより、奏はよそ見厳禁」

猟「バックミラーで見ただけだモーン
　今信号赤だモン、」

赤「はいはい、
　あっ！そういえば、
　 Aと実は同い年だから、敬語とか
　あんまり気にしなくていいと思うよ？

　ついでに、奏も同い年、！」

猟「ついでって、酷いなあ
　これでもアイドル様だよ？」

赤「今は友達の奏だからいいの」

上手く話が逸れた、
ほっと一息ついていると

クイッと顎を持ち上げられる

赤「名前呼んでよ、」

強制的に上を向かされたことで
赤葦さんと自然に目が合う、

で、ですよね、忘れてほしかったなあ
名前なんて男子耐久0の人にとっては高い壁だよお、

しばらく見つめ合う、
赤葦さんは口を開くつもりが無いらしい、
全く喋らない
もう、意を決して言うしかないのかもしれない

意を決して口を開く

『あっ、と、、
　け、京治、くん、』

恥ずかしさのあまりふいっと目を逸らす

ちらっと横目であかっ、京治くんを見ると
真っ赤になった顔を腕で隠していた
私がそっちを見ていることが分かると
ふいっと顔を背けてしまう

『ええっと、大丈夫？』

赤「大丈夫だよ、ちょっとだけやばいけど、」

ええ？！、やばいって、何が？？
私、何かやらかしちゃった？？
でも名前呼んだだけだよね、何もしてないよね？？

猟「ふふっ、マジ顔真っ赤、やっばあ、
　あとで監視カメラからデータ抜いて
　クロに渡しとこー！、」

赤「ま、マジで辞めて！！」

猟「どーしよっかな〜」

赤「本気で辞めてよ？！！
　みたらし団子、好きなだけ買うからさ、！」

猟「やりー！！ふふっ」

なんか楽しそうで良かった、

猟「家着いたら俺も呼んでもらお」

赤「今じゃなくていいの？」

猟「せっかくなら、
　二人っきりの時呼んでもらいたいし、それに今顔見えないじゃん、
　赤葦だけずるいよ、」

赤「仕事ととして連れてくると言う使命を
　果たしただけだからね
　奏は運転手
　しかも、元は黒尾さんの仕事だから」

猟「はあ、ごめん？後で怒っとく」

その後わちゃわちゃと色んな話をしてくれて
とても楽しかった
あっという間に時間は過ぎ目的地に着いた