闇に呑み込まれて、溺れて【音駒】 (ページ10)

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夜「ここに居るのはみんな構成員だ
　ちなみにここに後二人居ない
　小規模だけど決して弱い訳じゃ無いからな！」

『あっはい』

多分残り二人はプリン髪とカナデと言う人かな
なんて思っていると、
座っている人の紹介が始まった

夜「まずは一番奥に座ってる奴
　山本猛虎、一応戦闘員長をやってる」

山「う、うっす！てか一応ってなんすか、」

夜「その向かいに居るのが福永招平、
　たまに情報員として働いているがほぼ戦闘員だ」

ペコっとお辞儀をするだけで何も言わなかった

夜「そして山本の隣に座っているのが犬岡走
　元気が良い戦闘員！」

犬「うーっす！」

夜「そしてその向かいは今そこに転がってる
　灰羽リエーフ、さっき紹介したからいいよな？」

『はい、！』

夜「リエーフ！！起きろ！！
　いつまでも転がってるんじゃねえ！」

リエーフ「いつまでもって夜久さんが気絶させたんじゃ無いですか！！」

夜「起きてるなら早く席につけ！」

すすっと移動すると灰羽さんは静かに席についた

夜「リエーフの横に座ってるのは芝山優生、
　芝山は今は戦闘員だけど次期幹部候補」

芝「よろしくお願いします、！」

夜「そしてその向かいが手白球彦、
　戦闘員で銃の腕前はピカイチだ！」

手「よろしく、」

夜「残りの二人は情報班っていって基本、
　情報管理、ハッキング、偵察等々をしてる
　うちにはスパイと情報員、ここに居ない二人の事な、
　と、福永の事を指す
　うちの情報員は基本部屋に居るから気にしないで
　スパイの方は今出かけてる
　二人とも今度会った時に紹介するよ」

『はい、ありがとう御座います』

小規模ではあるけどズラっと紹介されると
みんな覚えられたか不安になる
記憶力はいい方だから多分覚えたと思っている

後ろからギギギと音がすると
黒尾さんが入ってくる

黒尾さんは沢山の資料を持っていた
本当に大変なんだな、

黒「説明終えたか？」

夜「おうよ！」

黒「じゃあ部屋に案内してくれ、
　こっちはちょっと厄介な事が始まってさー、
　そっちに手が回らなくて」

夜「分かった、じゃあ行くぞ紬さん」

『はい、！』

今後の生活が賑わいそうで胸が踊る