闇に呑み込まれて、溺れて【音駒】 (ページ18)

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孤「孤爪研磨、情報班所属、情報員長
　これでいい？奏、」

猟「ん、いーよ」

それだけ言うと中へ戻って行った

私自己紹介してないけどいいのかな？
一応しといた方がいいよね、
孤爪さん引っ込んじゃったけど

『えっと、紬Aです、』

猟「知ってる」

あ、そうだった
連れてきたご本人達&優秀な情報班
知らない訳がなかった

猟「研磨のことは気にしなくていいよ、
　今はちょっと眠いからあんなだけど
　普段はもっと、イキイキしてると思うから、あ、あとこれ」

孤爪さんのことを話した後に
紙袋を夜久さんに渡す

結構な量が入っているみたいで
パンパンだった

『そうなんですね』

夜「おう、じゃあな、おやすみ、」

猟「おやすみなさい、」

そう言うとガチャっとドアを閉めた

ていうかお二人ともここ仕事部屋じゃないのだろうか？
自分の部屋はどうした、？

夜「奏が初め言ってたことはあまり気にしないでくれ、」

呆れながら言う夜久さん

『えっはい、』

それに私は返事をすることしか出来なかった

夜「もう寝る時間だから部屋まで送ってくよ、」

『ありがとう御座います、
　あ、！あと一つ質問良いですか？』

夜「なんだ？」

さっきの呆れたような顔ではなく
優しい夜久さんに戻った

『あのお二人はなんで自分の部屋で
　寝ないのかなと思って、』

夜「あー、」

その質問をした時さっきと同じように
呆れたような顔またを浮かべる

何か変なことを言っただろうか？

『いや、不快な事だったらごめんなさい』

夜「ああ、別に大丈夫なんだけどね、
　あそこ情報管理してるだろ？」

『はい』

夜「だから防音設備が完璧なんだよ
　ただそれだけの理由、
　あ、！あと、すぐ仕事をできるって所もか、な、？多分」

あとで付け足された理由の方がまともだけど
なんかあんまり考えなくても良さそうだなと思った

夜「深く考えなくてもいいぞ、
　全く利益にならない、」

『あっはい、』

必要無いことだったみたいです
あと、あんまり関わりたくも無いかもしれません