最強二人組 ーThe secondー 【音駒】

△番外編 ページ18

△番外編



昼休み、
いつもより教室がざわざわしていた

いつもの日の光が当たらない
壁があるところで研磨と食べていた
するとクラスの男子らが駆け寄ってくる



「りょーひょー！」


『ん？なに？』


「愛してるゲームって知ってるか？」


『えっ、？何それ、』



愛してるって言う方と
もう一回って言う方にわかれる
照れさせた方が勝ち、

単純なゲームだった、



『で、どうしろと？』


「孤爪とやってくんね？
　男子だけだとどうも盛り上がんなくってさー！」


『俺達だって男だよ、』



何馬鹿な事言ってんのこいつら、

するとさっきまで喋ってた奴とは違う奴が喋りだす



「え、？でも二人とも男子高校生って感じしねーから、
　イケると思うんだけど、」


『ん、？？河西、？
　つまり、俺が女みたいって、？』


「前言撤回しますんで許してくださいA様ぁ！！！」



さっきまでゲームをしてた研磨が喋りだす



孤「それで愛してるゲームだっけ、」


「そうそう！！やってくんね？」


孤「別にいいよ、
　 俺後でいいから先に言って」


『ん、おけ、

　愛してる、』



少しだけいつもより高い声で喋る



孤「もう一回、」



その間もゲーム見ている
ゲームやりながらゲームするって
器用だなーほんとに、



『愛してる、』


孤「もう一回、」


『愛してる』


孤「もう一回、」



永遠に続くと思う
このままいけば、面倒くさいんだけど、

ガタッと席を立つ、
そして研磨の耳元まで行くと



『研磨、愛してる、大好き、本当好き』



そう言うと、
研磨はバッと顔を上げてこちらを見ていた

真っ赤な顔を隠す為に
腕で顔を隠している

見え見えだけど、ね、



『俺の勝ち、』



そう言って席に戻ろうとすると研磨に腕を掴まれる

ぐっと強く引っ張られると
さっきまで研磨が座っていた席にダン！！と俺を座らせた

研磨が壁に手をつきこちらを見ている
壁ドンだね、いわゆる

そして、研磨の顔が俺の耳元で止まる



孤「俺も、Aのことめちゃくちゃ好き
　 大好き、本当愛してる」



俺も顔を真っ赤にしていると思う

顔を上げると研磨も真っ赤

遠巻きに見ていた男子達は
盛り上がっている



『これで満足か、！！』


「お〜よ！満足満足！！ありがとよ！」



そう言って去って行った
後日、何故か俺達の愛してるゲームの動画の事が広まってた
なんていう思いもよらない自体が起こった



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全国の河西様に謝罪申し上げます

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