最強二人組 ーThe secondー 【音駒】

▲異名,35 ページ13

▲笑う



「「「いただきまーす！！」」」



肉が焼けてくる
くるっと肉を返すと
ジャワと音を立てて肉が焼ける
この音は嫌いじゃない
ちなみに肉や野菜を焼いているのは福永で
いつの間にかトングを両手に装備していた



『うわ、煙、、
　こっち、来ないで、』


山「それは無理だろ、
　 移動すれば」


『虎が邪魔何だよ』


山「俺は清子さんの観察で忙しい」


『ええ、』



仕方なく福永に退けてもらい
煙から開放された

肉や野菜が焼けたら、ある程度お皿に盛って
階段でゲームをしている研磨のもとへ行く



『研磨、ゲームは駄目
　ご飯食べて、はい』


孤「ん、」



そう言って差し出した肉を
パクッと食べる
まるで餌付けをしているような気分

すると同じ階段にいた
月島とその連れ？が
あの不審なマネを護る会の事について喋りだす



山ｸﾞﾁ「なんで西谷さんが師匠なんだろう？」


月「清水先輩に唯一平手打ちをくらった
　 事がある強者だかららしいよ」


『えっ、平手打ち？えぇ、』


月「はい」



何故平手打ちを食らったほうが偉いのか
俺には全く分からない
そもそも美形ってのも分からないんだけど
そんなに烏野のマネはモテる部類に入る人間なの、？



澤「月島ぁー！
　 もっと食べなさいよー！」



考え事をしていると
主将軍団“最後の砦みたいなお父さん”こと澤村さんが来る
ちなみに名付け親は研磨



孤「A、行こ、」



俺の腕を引き立ち上がると
次は主将軍団“ウニちゃん頭のスパダリ”こと
クロが来た
ちなみに名付け親は夜久さん



黒「ほらぁー！野菜も食えよぉ！
　 研磨とAもだコラァぁぁあ！！！」


『あ、ウニちゃん頭のスパダリだ、』


黒「え、なにそれ、」



思い出した研磨は
お腹を抱えて
めちゃくちゃ笑いを堪えていた



澤「米だろ！」


木「肉だろ！！肉を食えツッキー！！
　 大きくなれないぞぉぉ！！」



主将軍団“最強のペアレント殺し”こと
木兎さんも集まってきてしまった
この名付け親は赤葦



孤「あっち行こ、」



研磨に裾を引っ張られて
丘の方に連れていられる



『待って、、落ちる、』



皿の上に乗った肉が落ちそうになりながらも
付いていく

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