最強二人組 ーThe secondー 【音駒】

▲状況把握,48 ページ33

▲状況把握



木「おお！ヘーイ、ツッキー！！

　 今日もブロック跳んでくれ
　 ヘイヘイヘーイ！！」



本当に朝から声が大きい
頭に響くし、至近距離だから余計なんだけどぉ、
ていうか、離してよ、木兎さん



月「…」


小「木兎他校の一年に引かれるの巻、

　 てか離してやれよ」



小見さん、ありがとう御座います
その言葉を無視してるんだけどね、木兎さんは



月「……ハイ、お願いします」



周りいた日向や影山、
更には誘った張本人までびっくりしている

そんな事より、木兎さんがびっくりして
俺の首を締めてるのをどうにかしてもらいたい、

き、キツ、俺、俺の、首、首絞まるからッ、



赤「ちょ、木兎さんッ！！
　 自分で頼んでおいてなんでびっくりしているのか知りませんが
　 その前にAさんを離してあげて下さい！！」


木「…、あ、すまん、」



ぎちっとしまっていた腕を解かれる
咳をしながらその場に座り込んだ

赤葦が背中をさすってくれた事に
感謝感激、



『ケホッ、ぼ、木兎さん』


木「は、ハイ」


『自分が今どういう事をしているのか、
　しっかり確かめて下さい、放ったらかしはメッ！です』


木「スイマセン」



完全にしょぼくれモード？に入ったみたいで
そのまま無視しようと思ったけど
赤葦からの圧と言うものが凄かったのでちゃんと直します

木兎さんは機械かよって、思ったけど気にしないでおくよ



『……木兎さん、』


木「ハイ、」


『俺のブロックぶち抜くんじゃなかったんですか、』


木「おおっしゃぁぁああ！！！やるぞぉぉぉおおお！！
　 ヘイヘイヘーーイッ！！」



なんだか凄くキラキラしていて眩しいけれども
無視したいので、無視します

早くここから抜けたいです

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