コッペパンダイコンビネーション ページ16
「はい、じゃあ今日から、Aちゃんに稽古参加してもらいます！」
一番初めの稽古は、秋組に参加させてもらった
「お願いしまーす」
「よろしくっす！」
「よろしくな」
「……っす」
「よろー」
「ああ、よろしく」
「じゃあ、ストレッチから！」
各自別れてストレッチを始める
「スゲー！Aちゃんメッチャ柔らかいっすね！」
小さい時から三ツ葉に怪我だけはするなって言われてたからここ10数年欠かさずやってきた結果がこれ
「まあ、柔らかくないと危ないですし」
「危ないって何がだ？」
「実は…」七尾さんが昼間のことを説明する
「へー、どーりで。なんか身のこなしが軽いって言うか、リズミカルっていうか」
「確かにな」
バンッ
「「！？！？！？」」
「おうやってるか？」
「ユーゾーさん！？」
だれ？なんか厳ついな
「お？新入りか？見ねー顔だな」
「…はじめまして、加賀谷Aです…」
「ゆゆ雄三さん！どうしたんですか？」
「ああ、なんか今日は来なくちゃなんねえと思って。」
「雄三さんの勘マジやべぇ…」
ヤバイ人らしい、ヤクザかな
みんなが、私が今日、稽古初だからお手柔らかに！って言ってるけど何がお手柔らかに、なんだろう
！！もしや、折檻でもされるのか？
怖っ
「A、そんな雄三さんが怖いか？顔が青ざめてるぞ？」
臣くんに背中をさすられる
「いや、あの、私折檻なんて受けたことないし、あぁ、わたしなんて粉々の粒々にされて塵になってしまうんだ！！」
「「！？！？」」
「今めっちゃ椋に見えた。」
「俺も…」
なんのことだかわからん待ってヤバイめっちゃ情緒不安定
「あー。なんか誤解してるかも知んねーけど、雄三さんはやくざとかじゃねえぞ？
一応初代春組で今俺らに稽古つけてくれてる」
「…」
申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！
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作者名：いんだすmoji x他1人 | 作成日時：2019年2月23日 16時
