検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,823 hit

俺に構うな ページ3

真宙side.


あーうっざ………。



毎回毎回授業が終わるたび俺の教室にきやがる奴がいる。


なんだっけ…名前忘れたな。

てか多分知らねぇ。

視線を落とすと気色悪い面したソイツがいて。


きもちわる。

「おい、お前名前なんだよ」


「へっ、何知らないの!?私の名前!!?」

いちいちテンション高けぇんだよ……。

頭いてぇ。


コイツといるとなんかイラつく。


何でこう話が通じねんだよ!!!!

「いいからさっさと言えっつの!!!」


頭をがしがしと乱暴に掻きながら言うとコイツも

少しムッとした気がした。

「なんで怒ってんのさ!」


「あぁ!?こっちの質問答えろや!!」

感情任せに大声をだすと教室がどよめく。

それと同時に俺に対する批判の声が聞こえてくる。


『何あいつ…』

『一緒にいるコよく泣かないよね〜…』

『ちょっと顔いいからって好き勝手しすぎ』

はぁ…。

こいつといても俺がさらに悪目立ちするだけ。


コイツは何言ったって「かわいそう」で済まされる。


それはコイツが女で背だってチビだからなおさら。



それに本人は俺が今悪く言われてることを知らない。

何だよ。?マーク浮かべやがって…。


まじで嫌いだ。


「もういい、お前といると頭いてぇんだよ」

怒る気も失せてため息交じりに言うと、

何故かコイツは少しさみしそうな顔をした。


は…?



「おい…「あははっ、ごめんねぇ、そーなのぉ!?んじゃ私戻るね!」」


「おいかぶせんなっつの!!!おま「じゃね〜!」」

「だから!!」

さっきまであんな顔してたと思ったら、

今度はいつも以上にヘラヘラしだした。




は、なんなんだよ、こいつ…。


コロコロ気が変わりすぎできもい。


遠のく背中を少しだけ見た後、またため息をつく。








ま、どーでもいい、アイツのこととか。

唯一の友達→←好きな人


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:恋愛小説 , オリジナル , 小説   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*夜彩* - とても面白いお話でいいと思いました! 更新、頑張ってください! 応援してます♪ (2016年11月30日 18時) (レス) id: c48223d158 (このIDを非表示/違反報告)
りゅずこ - てか今からしますね (2016年5月21日 11時) (レス) id: 6cdfe60694 (このIDを非表示/違反報告)
りゅずこ - ありがとーございます!また更新しますね!! (2016年5月21日 11時) (レス) id: 6cdfe60694 (このIDを非表示/違反報告)
末松大好き人間 - 凄い面白いです!!この調子で頑張って下さい!!続き楽しみです♪ (2016年5月17日 17時) (レス) id: d8e9c70aa4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りゅずこ* | 作成日時:2016年5月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。