【SERVAMP】少女と吸血鬼の非日常

#32.5　ある店長の日常 ページ40

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俺の名前は倉持鳴海。

『優鶴書店』の若き店長だ。

今日は、俺の1日を紹介しようと思う。


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鳴「Aー、朝ごはんできたぞー」

貴「うぇいおはよう！！」

鳴「早く食べろ。朝ごはんが冷めるぞ」

貴「いただきまっす！」


まず、朝ごはんを作る。食べるのは後。

食べる前に、洗濯物を干したり、掃除をしたりする。

それが終わって、ようやく食べることになる。


貴「いってきまーっす！！」

鳴「いってらー」


妹であるAが学校へ行くのを、見送る。

これも、1日の作業の１つ。


鳴「んじゃあ店番よろしくな、シオン」

シオン「おうっ」


バイトのシオンに店番を任せたら、あとは仕事。


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鳴「っしゃ終わったぁ！！」


仕事が終われば、あとは自由。

のハズだが。


シオン「おい鳴海、今日はあそこのスーパーで卵のセールやってるぞ」

鳴「よしシオン、店番は任せた」

シオン「任された」


こういう日のために、俺の体力はある。

中学高校と陸上部にいてよかった。

そして、近くのスーパーへと走る。


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鳴「ふっ、お前今日も早いな」

真「あなたも来るの早いですね」


こいつは、Aのクラスメイトであり俺のセールの敵でもある少年・城田真昼。

こいつは、セールをピンポイントで狙う、俺とほぼ同じ人種(主夫)だ。


鳴「今日も、引き分けだな」

真「そうですね。次は俺が勝ちますよ」

鳴「その言葉、そっくりそのまま返すぜ」


こうして、スーパーでの戦いは幕を閉じる。


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貴「ただいマスカット！」

鳴「おかえリンゴ。
　 A、今日は卵料理パーティだ」

貴「うぇっ」

鳴「苦手でも食えよ」

貴「あーい……」


これが、俺・倉持鳴海の１日。

とりあえず、結論。

色々めんどくせぇ。

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