三代目J Soul Brothers*短編集 3

嫉妬*º健二郎 ページ1

「ヤバ、臣隆この衣装似合い過ぎ…///」


俺の彼女は、先日のレコ大の録画したものをさっきから何度もリピートしている。


そして、「臣くんカッコいい///」やら「直人のこの髪型いい」だの頬を赤らめながら言っている。


彼氏を目の前にしてやで？



「ヤバいこの岩ちゃん可愛いーっ///めっちゃカメラ目線やん！」


また、叫んどる。


「エリーのモヒカン凄いなぁ(笑)」


今度はエリーか。


「直己やっぱ髪長ー…」


俺のことにはわざとかと言いたくなるくらい触れんのに、他のメンバーのことはめっちゃ気にしとる。


「きゃー////ヤバいヤバい臣くんのアップカッコいいーっ」


流石にここまで来ると、俺も黙ってへんで？



「なぁA、そんなに臣が好きか？そんなに俺以外のメンバーがええ？」



「え？」


低めの声を出したからか、少し驚いた表情のA。



やけど気にせず、Aに近付く。


「え、ちょ、けんじろ…？」


座っていたソファから遠退き、後退りをするA。


けど、その先は壁。


俺はAを追い詰めて、壁と俺の間に挟んだ。

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