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-N
相葉さんのカフェがもうすぐ新装開店から３周年になるという話を聞いたのは１週間前。
もうそんなになるんだ…と思いつつ、心に湧き上がったのは何かちょっとびっくりするものをプレゼントしたいという思い。
それから数日後、通勤途中のちょっと大きめの本屋で何冊か立ち読みをして。
その中でわかりやすそうだった一冊の料理本を買って帰った。
タイトルもズバリ、『失敗しないお菓子の作り方』
必要だという材料を携帯にメモって、帰りがけにスーパーで買って。
家に着いてから、今度は道具が揃っていないことに気がついて愕然とした。
そんなもんどこで売ってんのか見当もつかない…。
仕方なく、翌日恥を忍んで会社の同僚女性に訊いてみた。
ちょっと驚かれたけど、彼女はお店や道具について、親身になってアドバイスをくれた。
「二宮さんも、今流行りのお料理男子ですか？」
「いや…全然。できてたらこんなこと訊かないし…」
「じゃあ、スイーツ男子？甘いもの…好きでしたっけ？」
「うーん…」
曖昧に笑うとその目が光る。
「あ、わかった。好きな人にサプライズ…とか」
これは図星で、思わず顔が赤くなった。
「いいなぁ、そんなことされたら女子はイチコロですよ」
そう言って笑われてちょっとだけ肩を竦める。
実際は、相手は男子だし…それにプロ。
よろこんでもらえる確率は恐ろしく低い。
だけどちょっとでもその確率があるんなら、挑戦したいと思うんだ。
教えてもらった店は俺でも知ってる大手の雑貨店。
バス用品から文房具、手芸用品とその品揃えは恐ろしく広い。
男性でも店内に入りやすいのが幸いだ。
きっと、気を回してそういうところを教えてくれたんだろう。
今度何かお礼でもしなくちゃなと思いながらキッチン用品の売り場を探した。
・
2→←《Secret Recipe》(From Lunch Wagon) Introduction
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LILY(プロフ) - みーこさん» ありがとうございます（≧∇≦）私自身も懐かしく思い出しつつ、いろんな二人に助けられて書きました♪一緒に思い出していただけてうれしいです♪ (2016年7月27日 13時) (
レス) id: dfadfa6def (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - the mansionも超懐かしい。良い作品ですよね、本当に。 (2016年7月26日 12時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - この二人の空気感、ホント好き。(*´∀`)♪ (2016年7月26日 12時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - ちえさんさん» ちえさん、こんにちは！お祝いありがとうございます（≧∇≦）夏の不思議な恋物語、好きだと言っていただけてとってもうれしいです♪ちょっと雰囲気のあるお話かな、と思っているので。追いかけて羽ばたけた彼の成長もお届けできてよかったです。また機会があればぜひ☆ (2016年6月22日 3時) (レス) id: ec7070c826 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こんにちは。三周年おめでとうございます(*^-^*)。いつも素敵なお話をありがとうございます！a tale of booksシリーズ、大好きなんです。嬉しかったです。また是非続きをお願いします。 (2016年6月21日 18時) (レス) id: 788fd5506f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/Colorfulstory/
作成日時：2016年6月2日 5時
