ルパン三世VS怪盗キッドｰ前編ｰ【次元大介】 (ページ9)

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8/15 PM1:05 竹林ｰ入口ページ9

ｶﾞｲﾄﾞ「皆さーん、これからかぐや姫のモデルだと言われる竹林に向かいまーす

準備は良いですかー？」

A・青子・ﾙﾊﾟﾝ「「「はーい♪ 」」」

ガイドの女性とキャッキャと笑い合う三人

そこから少し離れた場所で集団の全体を見る次元は少し驚いたように口を開いた

次元「……随分と客が多いんだな」

快斗「まぁ、金が出たのが二週間前ですから

昼はこうやって観光客を入れてますが、夜はまだ発掘作業が続いてるみたいですよ？」

次元「へぇ… プライベートで来た割に結構調べてんじゃねぇか」

快斗「嘘はついてませんが、予定が早まった……とだけ言っておきましょうか」

ボソボソと話す二人を見つめる不二子

不二子「ちょっとぉ……
なーんかｱﾀｼ達だけ置いてけぼりじゃない？」

五ェ門「お主と一緒にするな」

不二子「んもぅ、つれないんだから……

良いわ、まだ掘り残しがあるかもしれないし
私は向こうにたむろってる屈強な男性陣とお友達になるわ」

「じゃあねん」と後ろ手を振って、何やらコソコソと話してる男達の輪に近づいていく不二子

?「あの…… お一人ですか？」

五ェ門「ﾝ？」

不二子の背中を見送っていると、ふいに声をかけられ五ェ門は表情を変えないまま声のする方に顔を向けるのだった…