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8/15 AM12:50 道端 ページ7

A「嬉しいな、やっと青子ちゃんに会えた」




あちこち写真を撮る青子を見ながらAがそう呟くと、慌てて快斗は耳打ちをした





快斗「おいおい、気をつけてくれよ

青子 変な所で妙に勘が働くんだ」




A「女の勘ってやつ?

大丈〜夫、バレないようにするから安心して」





そう言って笑うと、快斗の心配を他所にAは青子に駆け寄っていく






次元「……アイツの情報収集能力は並大抵じゃねぇぞ」




快斗「…はい

ルパン三世 直伝 ……ですよね?」




次元「お前さん、同業者か?」




快斗「…貴方に隠す必要はなさそうですね」






そう言うと快斗は何もない所からスッと白紙のキッドカードを次元に手渡す





次元「お前……!! あのキザな怪盗小僧か!」




快斗「シーッ!! お互い、正体をバラすのはなしですよ!」






快斗をマジマジと見つめると、小さくため息をついて次元は煙草を咥える





次元「まさかお前さんもかぐや姫の金 目当てか?」




快斗「いえ、今回は完全にプライベートですよ

まぁ、観光がてら見学には行きますけど」





そう言って快斗がチケットを出すと、次元は大きくため息と共に煙を吐き出した





次元「ったく……


故意なんだか、偶然なんだか…」




快斗「?」






同じチケットを見て次元は肩を落とすと、仕方ないと覚悟を決めてA達の元へと進んでいった

8/15 PM1:00 竹林ー入口→←8/15 AM12:27 地主神社



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作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時

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