検索窓
今日:25 hit、昨日:27 hit、合計:85,678 hit

8/15 PM4:00 祠ー道 ページ25

不二子「〜♪」



A「どうしたの、不二子さん

急に上機嫌になって……」



不二子「当たり前でしょ?

仏の御石の鉢の後は蓬莱の玉の枝よ
それさえ手に入れられたらこんな所おさらばよ」





御門「……」




五ェ門「…御門殿、何かありましたか?」




御門「いえ…、その…
この洞窟はどこまで続くのかしらと思って……」




次元「……確かに、祠の入口から随分と歩いてるな」




快斗「なだらかな下り坂ですし、僕達は地下深くに向かってるかもしれませんね」





快斗の言葉にピクリと反応すると、不二子は顔をしかめてルパンに言い寄った





不二子「そんな最奥まで行かないわ

次のお宝をとっておさらばよ
帰れなくなったらどうするのよ!!」




ルパン「ま、まぁまあ…… 不二子ちゃん…」




A「!!

帰れなくなったら……次元と洞窟暮らし!」





次元「喜ぶな!!」






目を煌めかせるAの頭を次元は軽く小突く

その手に嬉しそうにのけると、Aはチラリと快斗の方を向いた




A「でも、快斗君は帰らなきゃね?

なんたって青子ちゃんを待たせてるんだから」





快斗「べ、別に……!!」






慌てて否定しようとする快斗は、ふとAの顔をじっと見る





A「?」




快斗「……まぁ、頼んだ手前 戻らないとな」






ゴニョゴニョと答える快斗にAは優しく微笑むのだった

8/15 PM4:05 祠ー蓬莱の玉の枝の間→←8/15 PM3:50 祠ー仏の御石の鉢の間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピスピス | 作成日時:2019年5月8日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。