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8/15 AM12:21 地主神社 ページ5
次元「わーったから、人前で抱きつくな!!」
沢山の人々に微笑ましく見守られながら、次元は大声でそう言うとAをベリッとはがした
A「次元！見てたでしょ!?
ちゃんと、石にたどり着いたよ！
これでｱﾀｼ達、将来安泰だね！」
次元「お前さんが何を勘違いしてんのかわからねぇが、そもそもココに来る意味あったのか？」
次元は人目を避けるように帽子を深く被り直すと、その横からAと同じようにはしゃいだ声が聞こえてきた
青子「わぁ、凄い！ たどり着けたんだ！
おめでとうございます！」
A「ありがとう!!
貴女もコレやりに来たの？」
青子「うん」
A「頑張ってね！
よぉ〜し、皆さーん!!
もう一人挑戦するんで道開けてくださーい！」
Aが叫ぶ横で次元は大きなため息をつきながら頭を垂れる
Aの声で人混みがサッと別れ、短い道ができた
A「頑張って！」
青子「う、うん!!」
一瞬にして硬く結ばれた友情を確かめるようにお互いに頷くと、青子はゆっくりと目を瞑って歩きだす
快斗「ちょっ とスミマセン、通してください…」
人混みを掻き分けながら、やっとの事で先頭まできた瞬間
快斗の耳につんざくような高い歓声が二つ勢い良く入ってくるのだった
8/15 AM12:27 地主神社→←8/15 AM12:15 地主神社
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作者名：ピスピス | 作成日時：2019年5月8日 2時
