不吉な知らせ ページ4
モブ(仮名:田口)「おい、隣の班の林 聞いたか?」
モブ(仮名:山田)「あぁ
校舎裏で倒れてたんだろ?それもボコボコにされたって…」
いつもよりも食堂が騒がしく、そのほとんどが同じ話で持ちきりだった
景光「なぁ、林って 伊達、仲良かったよな?」
伊達「あぁ」
松田「何か聞いてないのかよ」
松田の問いに、伊達は無言で携帯を開いた
伊達「とりあえず皆が話すボコボコって事ではないらしい
ただ……」
萩原「ただ?」
伊達「間接という間接が脱臼していたそうだ
本人は先に意識を失って覚えていないみたいだが……
そして、これが」
そう言って、伊達は携帯の画面を皆に見えるように机に置いた
A「『にけろ』って……
もしかして『逃げろ』?」
伊達「俺はそう解釈してる」
降谷「着信時間…… これ、襲撃された直後か?」
伊達「意識を失う直前に送ったそうだ
今朝、意識が戻ってすぐに俺の安否を確認してくれたそうだ」
景光「そんなに伊達を心配するってことは……」
その時、突然辺りの騒ぎがおさまり
A達も顔をあげて様子を確認した
A「あ…… お姉ちゃん?」
他の教官達を引き連れ、妃は真剣な顔でA達に近付いた
妃「伊達…… と、お前ら アタシの部屋へ来い」
伊達「教官、それは_」
妃は「伊達」と一言放つと、伊達の言葉を止める
そのまま目線で周囲をぐるりと見渡すと、再び伊達の顔を見て、そのまま去っていった
萩原「周りには聞かせらんねぇ……ってことね」
松田「ったく…… さっさと行こうぜ」
ガタガタと椅子を直して立ち上がる五人
景光「ほら、Aも行こうぜ」
A「あ…… うん!」
Aが一人遅れて立ち上がると、その肩をポンっと叩かれた
A「降谷?」
降谷「……大丈夫だ」
A「? う、うん…」
真剣な眼差しで真っ直ぐに前を見る降谷に、Aは戸惑いながらも頷くのだった
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和美/美香 - ピスピスさん» いえいえ。いえ、どういたしまして。どういたしまして零君。また新しい作品頑張ってください。完結おめでとうございます。失礼しました。 (2019年11月11日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ お待ちいただきありがとうございました!やっとこさの終了です。和美/美香様にはずっとコメントをいただいて本当に支えていただきました。ありがとうございました!降谷「皆を代表して、和美/美香さん 本当にありがとうございました」 (2019年11月10日 20時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» 大丈夫ですよ!11月11日待っています。分かりました、了解です!陣君嬉しそう。研二の馬鹿!恥ずかしいの!ご、ごめん景光。零君、航さん助けて! (2019年11月1日 10時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ お返事、そして更新遅れてしまい申し訳ありません! お知らせで書いたように少しだけお時間をいただくことになりました!待っていただけると幸いです!松田「♪」萩原「な〜に?(笑」景光「なんだ、呼ばれてないんだ(悲」 (2019年10月31日 20時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» もういや////好き。研二!!え!そんな。呼んでないよ!読んでないからね景光! (2019年10月29日 16時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴすぴす | 作成日時:2019年8月18日 12時