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学校祭 (3.5) ページ26

萩原「睨み殺されるかと思った……」




冷や汗を拭いながら萩原は舞台裏にやってきた





降谷「多少アレンジするのは構わないと言ったが、やりすぎだ」



萩原「はいはい

説教は教官の睨みでお腹いっぱいです〜」



景光「でも
体張った甲斐があったんじゃないか?」





そう言って景光が測定器を見せると、萩原はその場でガッツポーズをした




萩原「うしっ!同率一位!!」





すると、突然 その背後からAがひょっこりと顔を覗かせる





A「え? 何が?」




萩原「おわっ!?

な、なんでもねぇよ」




A「ふーん?」





納得してない様子ののAに
萩原は半ば無理矢理に話題を変えた





萩原「そ、それより お前

芝居中にあんなに固まって、俺の壁ドンと耳ツブ そんなに驚いたか?」




A「ん? カツ丼と米粒がなんて?」





萩原「……なんでもねぇよ」







ガックリと頭を垂れる萩原を
同情するように景光は慰めた





妃「お前ら いい加減にしろよ?」



A「あ、お姉ちゃん」



妃「A、プライベート以外は教官」



A「ごめん、お姉ちゃん」



妃「……」





黙って眉間に手をやる妃





降谷「それより、
こんなところにどうしたんですか?」




妃「アンタ達がやらかしてくれてるから、審査員席で他の教官達の視線が痛いのよ」




景光「あ…… はは…」


萩原「それは、それは」





ジトリと睨み付ける妃から、景光と萩原は逃げるように顔を背けた





降谷「そういえば、松田は?」




A「もう準備終わったから向こう側の舞台裏でスタンバってる」




妃「チッ、アイツにも釘を指しとかなきゃな…」





そう舌打ちをする妃に
Aは「そういえば、」と付け加えた






A「『次の場面、覚悟しとけよ』
って言われたけど…… 何だったんだろ?」





妃「……」

降谷「…………」






そんなAの言葉に 妃と降谷はたがいに目を見合せて頷くのだった

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和美/美香 - ピスピスさん» 本当ですか!私絶対買います!その時名前教えて下さいね!続編楽しみです! ひ、ひーくん!研君早く! (2019年8月18日 13時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 本当に勇気を出して小説作ってみてよかったと思います!景光「ん?いいぜ。ほら (手)」萩原「あ!!ずりぃ、俺も行く」 (2019年8月18日 12時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» ありがとうございます、私も同じです! え!?!え、そんな(泣)研君、零君、そんな事言わないで。陣君所に行きたいからひーくん一緒に来て。陣君心配だからお願いします。 (2019年8月15日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 更新もコメントを読む楽しさから頑張れます!降谷「松田は置いてきた」萩原「墓地に?」景光「こ〜ら、和美/美香さんがまた心配するだろ?」降谷「道場に」萩原「ほら、やっぱり」景光「……ハハッ(苦笑」 (2019年8月15日 16時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» 良かった、私も嬉しいです。いえいえどういたしまして♪ どういたしまして研君。うん!零君!陣君いない。え!研君それはダメだよ。零君、陣君は何処?(泣) (2019年8月12日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴすぴす | 作成日時:2019年7月2日 2時

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