plus one 【警察学校時代】

色男と色女(前) ページ6

萩原「……なぁ、今頃アイツらは告白されてんだろーな」





景光「萩原、咥え箸は行儀悪いぞ」




伊達「お！景光、その口調 降谷みたいだな」







そう言って笑う伊達の前で、松田は頬杖をつくと ため息と一緒にぼそりと呟いた






松田「告白なら……
アイツ、何て断るだろうな」





萩原「断る前提かよ」




景光「案外、告白って気づかないかもしれないな」







「確かに」と笑う三人に伊達は首を傾げながら尋ねる






伊達「お前ら…… アイツってどっちの事言ってるんだ？」







萩原・松田・景光「「「…………」」」








と、そこに降谷とAが揃って歩いて来た







A「あ、やっと見つけた！」





松田「話は終わったのかよ？」





降谷「ん、まぁな……」





萩原「んで、色男は何て言って断ったのかよ？

あ、でも結構可愛かったからな…もしかしてOKしたりして……」





松田「Aも ちゃんと返事したのか？

まさか、話も解らずに受けたりなんかしてねぇだろうな」





そわそわしながら答えを待つ三人に
降谷とAは顔を見合わせると、互いに言いにくそうに答えた






A「んー…… まぁ、拒否は出来ないよね」





降谷「無下には出来ないしな……」








二人の返事に三人はポカンと口を開けたまま微動だにしなかった……

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