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視察 ページ41

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?「失礼します」






ノックの音に妃が声をかけると
ゆっくりと扉が開き、外から一人の女性が顔を覗かせる






妃「久々だな、式部」




妃が声をかけると、式部と呼ばれた女性はパッと顔をほころばせて妃の前まで近付いた




式部「お久しぶりです、白雪先輩」





妃「降谷 挨拶しな

お前の視察員だ」




降谷「は?」




式部「ちょっと、先輩!」






慌てて式部が止めるが、その制止を無視して妃は話を続ける





妃「ま、偉いのはまた別の日に来るだろうが…

コイツは先陣、目ぼしい奴を初めにチェックするのさ」




式部「先輩!そんなのバラしたら…」




妃「バラしたら…… 何だ?」







試すように妃は式部を見ると、大きなため息をさと共に式部は肩を落とした






式部「んもぅ…… 勘弁してくださいよ」




妃「文句あるならかかってこいって言ってるだろ?」




式部「"負け戦は簡単にするな"とも言われました」




妃「ん?そうだったか?」






そう言ってしらばっくれる妃を降谷はポカンと口を開けて見ていた






妃「何だ、降谷 口開けっ広げて
ゴミでも突っ込んで欲しいのか?」






降谷「い、いえ……

というか、教官

貴女、まさか…」






あり得ないと言った表情で降谷が言うと、面倒臭そうにコーヒーを飲む妃の隣で式部がやれやれと代わりに答えた






式部「仕方ない…

ご想像の通り
私は現 公安の式部 清子

そして、貴方の教官は私の先輩
つまり






公安よ」






「これ、本当に内緒にしてね」と式部の必死の願いも降谷の耳には届かず、降谷はポカンとした表情のまま妃をじっと見つめた



その視線を嘲笑うように妃はニヤリと笑う








妃「どーだ

ちったぁ、アタシを見直したろ?」





降谷「この国の防衛に不安を覚えました」





妃「テメ、喧嘩売ってんだろ」

教師として、姉として→←進む道



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和美/美香 - ピスピスさん» 本当ですか!私絶対買います!その時名前教えて下さいね!続編楽しみです! ひ、ひーくん!研君早く! (2019年8月18日 13時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 本当に勇気を出して小説作ってみてよかったと思います!景光「ん?いいぜ。ほら (手)」萩原「あ!!ずりぃ、俺も行く」 (2019年8月18日 12時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» ありがとうございます、私も同じです! え!?!え、そんな(泣)研君、零君、そんな事言わないで。陣君所に行きたいからひーくん一緒に来て。陣君心配だからお願いします。 (2019年8月15日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 更新もコメントを読む楽しさから頑張れます!降谷「松田は置いてきた」萩原「墓地に?」景光「こ〜ら、和美/美香さんがまた心配するだろ?」降谷「道場に」萩原「ほら、やっぱり」景光「……ハハッ(苦笑」 (2019年8月15日 16時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» 良かった、私も嬉しいです。いえいえどういたしまして♪ どういたしまして研君。うん!零君!陣君いない。え!研君それはダメだよ。零君、陣君は何処?(泣) (2019年8月12日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴすぴす | 作成日時:2019年7月2日 2時

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