頑張る少女のお話【ジョジョ】

25話 初めて思ったから ページ29

ブ「迎えに来たぞ」

しばらくするとアジトにブチャラティさんが現れた

ブ「うちの奴が迷惑かけたな」

やっぱり迷惑…

リ「別に構わない、それに迷惑なんて誰も思ってないからな」

ブ「そうか、礼を言うよ」

私は深々とお辞儀をした

ここの人達はとても暖かい人ばかり









アジトに帰りつく頃にはもうお昼が過ぎていた

私は結構遠くに来ていた

そして私は迎えに来てもらった

それはブチャラティさんの時間を削ってしまった事を意味する



とても申し訳ない







丁度昼食に入る頃で今日は学校がない日だったからジョルノさんもテーブルに座ってご飯を食べていた

ブチャラティさんは席に座ってと言うけど

アジトを飛び出したのにどの面下げて席に付けば良いのか

きっと皆私の事を怒ってる



いや、

もしかしたら私の事なんて考えてなかったのかもしれない




それはそれで良いと思う








ナ「おー！Aおかえり！早く席付けよ！俺もう腹減ったぜぇ〜」

ジ「フーゴのご飯はとても美味しそうですよA」



あれ？


皆何事もなかったように昼食をとり始めた









ブ「A」

A「は、はい」

ブ「まずは腹を満たすんだ」

フ「えぇそうですよ、理由とか話したくなければ話さなくていいです。あなたが話したくなってからで」



A「分かりました」



いただきますと言ってご飯を食べた






"話したくなったら"









私は話そうと思った

皆にどんな風に思われても良いから









初めて人に話そうって思ったから

それぐらいブチャラティさん達の事を信じようとしている自分がいる

26話 (名前)の過去→←24話 目覚め

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す