"見知り"なアナタ【ぺちゃんこ】

・ ページ24

ハンバーガーを食べ終え、今からどうしようかという話になる。時刻は午後1時30分だ。

標「解散するにはまだちょっと早いよね」
弟「うん、せっかくAさんに会えたしね〜」
『うーん、じゃあ弟者くんのしたいことしようよ！』

いつもひろたかくんと2人なので、せっかくなら弟者くんと3人で楽しめることをしたい。

標「弟者がしたいといったら、ねえ……」
弟「あれしかないよなあ……」

標/弟「「 ゲーム！ 」」

そうだろうとは思っていたけど、2人がこちらを見ながら楽しそうに言うのでついつい笑ってしまう。

「あはは、じゃあみんなでゲームしよっか」
弟「よっしゃー！じゃあそうと決まれば早く行こ！あ、Aさん俺らの家でも大丈夫？」

弟者くんは私の顔を覗き込みながら尋ねてきた。

「私は良いけど、お家の方は大丈夫なの？」
標「弟者は兄者と住んでるし、兄者が良いって言えば大丈夫でしょ」
弟「うん、ちょっと待って………兄者OKだって！今おついちさんも遊びに来てるみたい」
標「あ、そうなの？じゃあ行こっか〜」

弟者くん行動がはやい………
というか、弟者くんだけじゃなくて2BRO.の皆さん勢揃いって一般人の私からすると相当すごいことだ。
でも素直に2人にも会えることは嬉しかった。


---

先程集合した駅から数駅電車に揺られ、私達はオシャレな住宅街へと降り立った。

弟「こっちだよ〜」

弟者くんに案内され、辿り着いた先はかなり大きなマンションだった。

兄弟宅→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す