"見知り"なアナタ【ぺちゃんこ】

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弟「ふふ、お待たせAさん！俺らの動画見てくれてたの？」

弟者くんは画面を覗き込んで嬉しそうにそう言った。

「楽しく見させてもらってます(笑) この弟者くん強すぎだよ〜」
弟「だよね〜、俺もそう思う(笑) あ、標準さんもう着くって！」

弟者くんと私はひろたかくんが来るまで動画のことについて盛り上がった。

標「ごめ〜ん、待たせて」
「ううん、集合時間ぴったりだから全然大丈夫だよ」
弟「おかげで2人で話せたし楽しかったよ！」
標「なら良かった、んじゃご飯行こうか〜」

私たちはひろたかくんが見つけたというオシャレなハンバーガー専門店に行き、各々気になったハンバーガーを頼んだ。

「すごいねこのお店、こんなオシャレなハンバーガー初めて食べるよ」
標「でしょ〜？お肉が美味そうだしオシャレだし、Aも喜ぶかと思って」
「さすがひろたかくん………」
弟「俺もついてきてよかった！って思ったけど、Aさん嫌じゃなかった？急に俺まで来ちゃって」
「なんで？私は弟者くんも来てくれて嬉しいよ！」

素直にそう伝えると、少しシュンとしていた弟者くんはとっても良い笑顔でこちらを見た。

弟「ほんと？！ありがとう！！」

弟者くん、大型犬みたいだなあ。これはみんなに可愛がられるタイプだ(笑)

そう思っているとみんなのハンバーガーが順番に運ばれてきた。
3人は一気にテンションが上がり、写真を撮って食べ始めた。

標「あ、ドンさん達に写真送ろ〜っと」

私はひろたかくんがそう言っているのに気づかないくらいにはハンバーガーに夢中になっていた。

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