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【演じている時】
「悪いな、◯◯。僕は自分の世界を邪魔してくるような奴は嫌いなんだ。そんな奴の相手をするのも時間の無駄だしね。……それじゃあ、僕は行くよ。また何処かであった時は、よろしくね」
「どこの住んでいるか、って?……そうだね、この村の外、とだけ言っておこうか。……もっと具体的に教えろ?ははっ、それは無理だね。……君はこの村の外に出た事がないだろうから知らないんだろうけど、外の世界は醜くて汚いんだ。だからわざわざ何処に住んでいるかなんて事を言う必要はないんだよ?……言っている事が滅茶苦茶?そうかい?僕はちゃんとした事を言ったつもりなんだけどな」
「おや、また事件が起きたのかい?今度は……◯◯夫人が殺害されたのか。よし、じゃあ早速捜査だ。××、道具持ってきてくれ。△△は警察に通報してくれ。□□は……僕と一緒に待機だ、××が戻ってきたら、先に調査を始めるよ」
「……急に髪を切った理由?別に、深い理由はないよ。ただ、なんとなく切りたいなって思った……それだけ。人生、別にそんなに深く考えて行動しなくていいんだよ。直感だけでもどうにかなるさ」
「別に輪を乱すような事はしてないさ。僕は、今をこれをやった方がいいと思ってやった、それだけさ」
【その他】
「ん?この本が気になるのかい?……本のタイトル?……“あの桜の木の下で”だよ。感動系のストーリーなんだ。確か◯◯さん、この前感動系のお話が好きだって言ってたよね?……もしよかったら、読むかい?」
「兄様に……愛葉も。珍しいね、2人が一緒にトランプなんて?……僕もやるか、って?僕が混ざってもいいのかい?……ありがとう、じゃあ遠慮なく参加させてもらうよ。ルールはなんだい?ババ抜き?神経衰弱?大富豪?スピード?」
「はあ……はあ……つっ、疲れたぁ……えっ?まっ、まだ17m……?うっ、嘘ぉ……僕、もうキツいんだけど……まあ、とりあえず走るか……こんな寒い日持久走なんて…早く教室に戻りたいな……」
「食事は……ちょっと苦手なんだ。嫌い物はそんなに多くないんだけど……胃がちょっと弱くて……だから低血糖になりやすくてさ〜……あっ、そうそう。昨日の午前中手足がずっとプルプル震えてたの、低血糖が原因だったんだよね」
「……えっ!?もっ、もう0時!?さっきまで10時だったのに!?……時間の流れって、怖いなあぁ……明日も学校だし、今日はもう寝よう……あれ、明日の時間割なんだったっけなぁ……思い出せないな」
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