【CS】舞台ではミステリアス (ページ25)

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兄・九条冬馬(とうま)
20歳。大学生。株式会社クロノスの次期社長候補。
長男だからか、幼少期の頃から社長候補だったらしいが、
本人はそれに対して不満などは感じていないようだ。
雨藍よりも頭がよく素行もいい為、昔から「優等生」と言われ続けてきた。
ただ運動神経は雨藍よりも絶望的で、50m走は小学校低学年の子よりも遅い。
体力が皆無なのも雨藍と同じである。
性格は同年代の人よりも落ち着いているしっかり者。ただ近寄りがたさはなく、
寧ろ話しかけたくなるような雰囲気がある。
意外とコミュ力は高い為、友達はかなり多いようだ。
雨藍と愛葉と比べたら砕けた話し方をしているが、
「キモい」などの事は言わないし、敬語を使う時はちゃんと使う。
次期社長候補である事は自覚しているので、礼儀作法はちゃんとしている。

「おっ、雨藍。久しぶりだな。最近、お互い忙しくて会えてなかったもんな〜……どうよ？演技の調子は？……いい感じ？それならよかった。今度の文化祭、楽しみにしてるからな〜！」

妹・九条愛葉(いとは)
14歳。中学2年生。名門のお嬢様学園に通っている。
ザ・お嬢様というような人物。とにかくお淑やかな淑女。
兄2人よりも礼儀正しく、いつも身だしなみが整っている。
雨藍のように常に穏やかな笑みを浮かべており、
お礼や謝罪もきちんとできる。
兄2人とは違い、勉強も運動もできる文武両道。
またしっかり者のような一面もあり、
歳の割には人をまとめたりする能力が高い。
ただ兄２人のことを心から慕っており、
「冬馬お兄様」「雨藍お兄様」と呼んでいる。
目上の人と話す時はちゃんとした敬語だが、
それ以外では俗に言う「お嬢様言葉」で話している。
またロリータ系の服を好んでおり、学校外ではロリータ服を着ている。

「雨藍お兄様〜！お帰りなさい！今日の文化祭、見に行きましたわ〜！お兄様の演技、すっごくよかったですわ〜！お兄様のミステリアスなキャラクターの演技、いつ見ても素敵ですわ！」