演じている時の性格 ページ11
【演じている時の性格】
ミステリアス
“演じている時の九条雨藍”といえば、やっぱりミステリアスなところだろう。
「九条雨藍の演技のいいところは?」と聞くと、
「ミステリアスなキャラを演じるのがめっちゃ上手いところ。
他の役も上手いんだけど、ミステリアスなキャラがズバ抜けて上手い」
というような回答を大勢の人がする。
“ミステリアス”という言葉は、
“九条雨藍”の代名詞と言っても過言ではない……のかもしれない。
演じている時の彼は、いつもヘラヘラとした笑みを浮かべているが、
それ以外の表情を露わにする事がほぼない為感情が読み取りにくく、
何を考えているかがわかりにくい。
その為言っている事が嘘か本当かすらわからない。
何処かクールで謎めいた感じが、彼の演技の魅力である。
感情が読めない為、どんな行動をするかもわからない。
その為急にその場から立ち去ろうとしたり、
物を壊したり投げたりなどの、側から見たら意味がわからない行動をし出す。
しかし本人は「これがこうなるから、此処がこうなって……」という風に、
心の中でかなり考えてから行動しているつもりの為、
周囲から驚かれる理由がわからない。
ただそれでも気にせず自分がやりたいように行動する。
また考え方や世界観が独特で、
急に「世界は汚いんだ。今までちゃんと生きてきたら、
どんなに頭の悪い人間でも分かると思うのだけれど」というような、
意味のわからない事を言い出す事はザラにある。
その為物語の中では周囲から理解されにくく、孤立してしまう事も少なくはない。
ただ観客の中では彼のその意味不明さが好き、という人も少なくはなく、
寧ろ「理解はできないけど魅力的」と評価する人がかなり多い。
自分の世界を大事にしている為、他人にあまり興味を示さない。
「自分がやりたい事を、自分1人だけでやる」という事が好きな為、
他人に何かしらの誘いをされても、
「悪いね、僕は僕1人の力でやり遂げたいんだ」と言って断る為、
彼がそれに乗っかる事はかなり少ない。
とにかく冷静で、どんな事が起きても動じない。
例えばミステリー系の物語の中で、いきなり目の前に死体が出てきても、
「おや?どうやら事件が起きたようだね」とだけ言ってすぐに捜査に移ろうする。
よっぽどの事がなければ彼が動じる事はない。
その為どんな時でも、誰よりも冷静に行動できる。
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