4、押し付けられた仕事 ページ4
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話し声が聴こえて、完全に二日酔いで痛む頭を押さえて、起き上がる。
「…では後ほど。」
『…電話？こんな時間に？』
「仕事です。今から出ないと行けなくなったので。」
ウチの会社よりよっぽどブラックじゃん。
七海はその辺に散らばった服を拾ってシャワーを浴びに行った。勝手に出ていくだろう、と思ってアラームが鳴るまでもう一度寝た。
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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ＿＿
今度こそアラームに起こされて、起き上がる。
七海の姿は無い。昨日の空き缶などは全部片付けられていた。
シャワーを浴びて会社へ向かった。
「Aちゃ〜ん。」
『…先輩、おはようございます。』
「七海いなくなって寂しいね〜、仲良かったもんね〜。」
『そうですね。唯一の同期でしたから。』
そう言いながら新しい仕事を押し付けてくる先輩。
うざいなぁ、もう。
適当に受け取って、今日も定時で帰れないなと確信する。
最後に定時で上がったのいつだっけ。それすらも思い出せないようなところに勤めていることに嫌気が差した。
七海がいないこの会社で働くメリットは給料だけになった。
腹立つなぁ、いっその事私も辞めようかな。
そう思いながらも七海が残した顧客を引き継いで、順番に挨拶へと回った。
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さしす - とっても面白い!! 続きがきになる〜！ 応援してます！ (2022年5月26日 9時) (
レス) @page49 id: 9bbdd85770 (このIDを非表示/違反報告)
森 - 作り込みエグいですね！いいなー! (2022年2月20日 14時) (レス) @page33 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - emiさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです！ありがとうございます。もうすぐ続編へと移行しますが、そちらでもどうぞよろしくお願いします！ (2021年9月25日 11時) (レス) id: 1b6f6e5afa (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - このお話の雰囲気最高に好きです…七海と夢主ちゃんとの距離感も自然で素敵、時間がゆっくり流れてる感じがして読んでいると心が癒されます…お身体に無理のないよう更新されてください！楽しみにしております！ (2021年9月25日 0時) (レス) @page43 id: 9ba5ed02ee (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ぬぬ@とかげさん» コメントありがとうございます！ (2021年9月15日 16時) (レス) id: 7ddd39ac99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまこ
| 作成日時：2021年8月27日 14時
