同期の七海が突然会社を辞めた。【呪術廻戦】

6、後輩育成ありがとう ページ6

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それから1年が過ぎた。



仕事で週6で顔合わせてたのに、2ヶ月に1回ぐらいしか会わなくなった。

連絡取る頻度も必然的に減った。




久しぶりにどうかな、と思って連絡したら仕事が片付かないのでまた今度と返ってきた。

…なーんだ、変わらずブラック企業勤めで安心したわ。



今時どこの会社も忙しいのだろうか。

どんな職種で、どこに勤めてるのかも知らないけど、頑張れと念を送った。




「Aちゃん！」

『…課長、』

「なに？彼氏と連絡？」

『違います。』




ウザ絡みがだるいから携帯を置いてパソコンへと視線を向けた。

肩凝ってるね〜と肩を揉まれる。コイツは肩揉むふりして、去り際に鎖骨とかを触ってくるセクハラ上司だった。




『凝ってません。やめてください。』

「そんな怖い顔すんな！可愛いお顔が台無し。」

『可愛いは認めますけど。』

「課長〜！これ見直しお願いします！」




後輩が割り込んできたし、適当に振り払って、コーヒーでも飲もうと自販機に向かった。




七海のこと慕っていた後輩は、七海のように私が課長にセクハラされていたら割り込んでくるようになった。


いい後輩育成してんじゃん。




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