【文スト】探偵社の特一級危険異能者

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『社長に会わせてあげるとか？』



｢殺そうとするに決まってるだろ！それに社長は出張だ!!｣



私先輩なのに…とAは明ら様に落ち込んでいる




｢となると………人質をどうにかしないと｣



そう太宰さんが云った途端に、3人は体勢を整える



(何だ……何が起こるんだ…！？)



敦が息を呑むと、真剣な目でそれぞれ手を差し出す



其れを一斉に振り上げた______





かと思うと、Aさんが拳、あとの二人は鋏を手でつくる





目の前で繰り広げられているのは、じゃんけん。




そう、只のじゃんけん



最終的に負けた国木田さんが、爆弾魔の説得へと向かう




｢落ち着け少年｣




｢来るなァ！吹き飛ばすよ！｣



少年は国木田さんを見た途端、爆弾の起動釦を押そうとする



どうらやら向こうは、探偵社の社員の顔と名前を把握しているらしい



『これはまずいわね』



｢嗚呼。社員の私たちが行っても余計警戒させるだけか……却説どうしたものか｣



数秒考える素振りを見せた2人は、此方を見るとにやりと嫌な笑を浮かべた







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿嘘だろ

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