休日と双子 大和side ページ3
眠い目をこする愛らしい子供たち。
さすがは双子、同じ動作だ。
大「さ、今日も走るぞ！着替えてくるんだ！」
風歌「ほら陽斗起きて。おいてっちゃうよ！」
陽斗「今日は僕寝たいです･･･」
『お母さんも一緒ですから。ほら、顔洗ってきてください。』
いくら双子といっても性格は別れたようだ。
風歌は私に似たのかいつも活発である。
それに対して陽斗は静かで話し方までAに似てきた。
･･･遺伝子というのは面白いものだな。
朝の鍛錬は子供達にもさせている。
健康が一番だからな！
そこでも遺伝子によるものが見られる。
風歌は体力があり、長距離や持久が得意な傾向。
それに伴って力もついてきたようだ。
ただ、なんでも力任せにしているようだ。
一方陽斗は体力が無い代わりに物事を考え、分析するのが得意になってきた。
効率的な行動を判断する。
いつも少し走り、体を温める程度だ。
･･･5歳にはこれで十分だろう。
私は物足りないから続けるがな！
その間にAが朝食の準備をする。
陽斗がその手伝いをしている横で
風歌はラジオ体操のテレビをみて全力でやっている。
二人は食べる量も違う。
陽斗は少し控えめな量
風歌はおかわりと陽斗の残りを食べる。
歯を磨いたり色々した後は･･･
風歌「お父さん、一緒に遊ぼう！」
陽斗「･･･お母さん、字を教えてください。」
二手に分かれる。
私は子供は外で駆け回ったほうがいいと思うが、
どうやら陽斗は小学校に向けて準備しているようだ。
本当に5歳なのか？と不安になるほどまじめだった。
『ひらがな、カタカナはばっちりですね。漢字も少しずつ書けるようになってますよ。』
大「そうか！えらいなぁ！陽斗！風歌は逆上がりが出来るようになったぞ！」
『え！？すごいじゃないですか！風歌、頑張りましたね！』
お互い報告してお互いを褒める。
褒めて伸ばすということだ。
風歌「陽斗はそんなんだから弱っちいんだよー」
陽斗「姉さんみたいな馬鹿にはなりたくないので。」
幼稚園で習得してしまった良くない言葉で喧嘩をする日もある。
そこもしっかり叱る。
『どうしてそんなひどいことを言うの！自分が言われたら嫌でしょ？』
大「仲良くしないと出来るものも出来ないぞ？」
ダメなことはダメ。教育の一環である。
＿＿＿
ウ「･･･っていうのを毎日聞かされるんだけど。」
『･･･お恥ずかしい。』
一「あいつも子供好きなんだろ」
続く
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皐月(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。見落としていました。今すぐに外してきます！ (2019年10月1日 0時) (
レス) id: 214bfec983 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月1日 0時) (レス) id: c79eb8cd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2019年10月1日 0時
