最強妖怪ウォッチを持つ少女とお姫様【妖怪ウォッチシャドウサイド】 (ページ38)

今日:12 hit、昨日:11 hit、合計:14,801 hit

第三十六話ページ38

朱雷『いいや、それは違うと思う。獲物を引き寄せるだけなら,行かせない。とか、帰れとか言わないだろうし。
死者が出ていてもおかしくはない』

ナツメ「あ、確かに」

アキノリ「いったいあの腕の目的はなんなんだ？」

朱雷『そのことなんだけど─「うわぁあっ！！！」！なに？』

「助けてぇ！」

「やめろ！はなせ！」

アキノリ「あいつら！さっき俺を羨ましそうにみていた奴らだ！」

ナツメ「なんであんな所に！」

ウィスパー「おそらくヒメアヤさんを追いかけていたら沖に出てしまったのでは」

アヤメ「助けなきゃ！！」

ナツメ「待って。どうやら相手は妖怪みたいだから、ここは私たちに任せて！」

アヤメ「！うん！」

アキノリ「まずは俺が！はあっ！」
再び五芒星を切り描いて攻撃する
が、距離がありすぎて届かず

トウマ「距離がありすぎる！」

ジーたん「デブつかえないいるだけむだ」

アキノリ「無駄言うな！」

トウマ「今度は僕が！憑依！幻魔義経！我に力を─！！」

義経「義経、参上」

義経「はぁ！」

男性たちを取り囲んでいる青白い手を次々斬っていき

「！よく分かんないが今のうちに逃げよう！」

「あぁ！！」

ナツメ「斬っても斬っても伸びてくる！」

義経「ならば！本体を探し叩くのみ！」

神経を研ぎ澄まし

義経「！そこだぁ！！」

青白い手で囲まれているその中心に刀をさしこんで

ナツメ「トウマ！」

ケースケ「大丈夫かな」

すると海がぶくぶくと泡立ちはじめ
中から巨大なイカが現れて

ナツメ「イカ！？」

ウィスパー「イカはイカでもダイオウイカのような妖怪でうぃっす」

アキノリ「謎のぬめぬめの正体はあいつだったのか！」

ジーたん「だぜ！」

イカの妖怪は頭を思いきり振り回し
義経を海に叩きつけて

義経「ぐっ！」

ナツメ「トウマ！」

トウマ「っは、」

アキノリ「よかった無事だ！」

ナツメ「よし！じゃあ次は私が！召喚！」

ライト

ナツメ「私の友達！出てこいジバニャン！」

ジバニャン「はぁ？」

起き上がり辺りを見渡す

すると起こり始めて

ジバニャン「ふっざけんにゃ！俺様は濡れるの大嫌いなんだ！！」

ナツメ「ちょ、ジバニャン！？」

ジバニャン「だめだだめだ！他をあたりにゃ！」

朱雷『怒って帰ってしまったけど』

ナツメ「おのれ、なんて自由なやつぅ！」

アヤメ「妖怪ってすごい」

ウィスパー「彼は特別でうぃっす」