第十四話 ページ16
朱雀「我が力を預けるのは、それはそなただ」
そういってアキノリを見る
アキノリ「えぇ!?俺?!」
ナツメ「アキノリが高貴!?」
ケースケ「高貴って言葉の意味分かってんのこの鳥!!」
A『ケースケ言い方』
朱雀「先ほど、そなたに取り憑いた時に感じたのだ。我が力を預けるとしたらそなただけだとな。アキノリ、そなたに我を呼び出すことができる特別なものを与えよう」
アキノリ「特別な?…おぉ!もしかしてもしかして!?」
A『……あ、なるほど((そういえば、エンマに聞いたことあるな。…朱雀がアキノリを選んで理由って))』
ナツメ「ん?Aどうかした?」
A『ぁ、いやなんでもないよ』
ケースケ「!うわぁ、なにこれ!!」
朱雀「いでよ!アニマス天井鏡!!」
アキノリ「!うわぁ!これがアニマス天井鏡!」
所有者を認めたアニマス天井鏡は自動的にアキノリの腕にくっついて
アキノリ「すっげえ!アニマス天井鏡かー!今までの感じで呼ぶなら、妖怪ウォッチアニマスだな!」
朱雀「アニマスは我ら幻獣を呼び出すことができるもの」
アキノリ「そうか!これで妖聖剣を使えば呼び出せるのかー!」
トウマ「あの、妖聖剣はどこに?」
朱雀「妖聖剣はない」
アキノリ「え?」
ナツメ「ない?」
A『妖聖剣がない理由は分からないけど、アキノリ。妖聖剣を使えるのはトウマの持っているオーガでだけだよ』
アキノリ「え!そうなのか!」
朱雀「そう。アニマスで使うのは妖聖剣ではなく」
ディスクのようなものが上から落ちてきて
朱雀「その幻獣ディスクを使うのだ」
ナツメ「凄いじゃん!アキノリ!」
トウマ「幻獣って、剣武魔神とは違うんですか?」
朱雀「あぁ、その通りだ。我もかつては妖聖剣を振るう剣武魔神であった。だが今は訳あって幻獣の身。それでも、そなたたちの力にはなれる。共に取り戻そう!奪われしフドウ雷鳴剣を!」
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作者名:レイン | 作成日時:2021年9月10日 18時