まるで猫扱い ページ24
それから休憩時間になって
食堂で一人
相変わらず彼を見ていたら
今日はなんか変だ
周りから何か視線を感じる
周囲に視線を向けると
チラチラっと男性社員と視線がぶつかる
慣れないこの空気に
食事をしていたトレーを足早に返却口に置いて
食堂を後にした
受付の席について
テーブルに顔を沈めている
「はぁ…」
小池「もう休憩良かったんですか？」
「もう今日みんな変だよ…はぁ」
ちょっと意識しただけなのに
突然名前を呼ばれ
慌てて顔をあげると
男性社員が二人ほど立っていた
「あ、えっと…(焦)」
男「寺島さん今日雰囲気違うますね！髪型変えたんですか？」
「え？いや…」
男「金曜日に飲みに行くんすけど寺島さんもよかったら一緒に参加しないですか？」
「え？！私もですか？えっと……」
CM「ちょっと失礼しますねー」
背後から彼の声がしたと思ったら
シャツの襟を掴まれ席を立たされた
「く゛っ苦…、ちょ…っ」
まるで猫が首根っこを掴まれたみたいに
掴まれたまま窓際まで連れていかれた
新林「あの二人って結構憎まれ口たたいたりするけど、お似合いじゃない？」
小池「あっやっぱりそう思う？私もそう思ってたんだ！チャンミン君があんな風に子供っぽい感じになったりするのって寺島さんに対してだけだよね」
新林「そうそう！いつもは大人っぽい感じで私より年下なのに年上かって思うくらい！」
小池「あはははっ」
そんな話を二人がしてるとは知らず
現在、私はとても
身を小さくしております…
だって目の前で仁王立ちして私を見下ろしてる彼が怖い
CM「――なにやってるか(怒)」
「な、なにって普通に話してただけでしょ？」
なぜ怒られてる私…
CM「あれのどこが普通か?!」
「君が普通にすればって言ったんじゃない」
CM「!?あれは自分の前ではって……」
「なに？急にボソボソ喋らないで」
CM「なんでもないです(怒)もうあなたはいつも通りしてください。分かりましたね？！おっ!?」
言い終えた彼は私に背を向けると
そのまま受付に戻っていった
なによ…自分が言ったくせに…
なんで怒られなきゃいけないわけ？
もしかしたら…褒めてくれるかもって思ったのに…
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もも(プロフ) - 違うでしょう…ちゃんみん T_T (2016年4月21日 9時) (
レス) id: 9379cce22d (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - かのかさん» その後の話が実はあるので…そこで明らかになるかも!?ﾃﾞｽ＾＾； (2016年1月9日 13時) (レス) id: ec43435ee9 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - でー？あの夜何がーーー？あの、色々こう、あれとかこれとかあった？ (2016年1月9日 7時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - ちゃんとチャンミンが新しい恋ができて良かったです(*^^*) (2016年1月8日 20時) (レス) id: 7e1fad6f3e (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - この主人公がとても可愛く見えてきた！ (2016年1月4日 0時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2015年6月15日 12時
