学校の十四怪談【！】 (ページ2)

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オカルト好きの生徒のメモ書きページ2

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十四不思議とは、私立我々高校に存在するとされる怪異の総称である。

以下は各十四不思議について

・音楽室には、独りでに鳴り出すピアノがある。その音楽を最後まで聞くと死に至るのだとか。

・理科室には、人間と動物のキメラがいる。人間に対して敵対的で攻撃してくる事もある。

・美術室には、動く肖像画がある。普段無表情な彼は人間を見つけると不敵な笑みを浮かべるのだとか。

・飼育小屋には、鬼がいる。
もし貴方が動物を大切に扱わなければ、鬼に食われてしまうよ。

・体育館には、子供の泣く声が聞こえる。
泣き止む事はなくずっと泣いている。彼はいったい何を求めているのだろうか。

・女子トイレの3番目には、花子さんがいる。
彼の話に乗せられてあちら側に引きずり込まれることがないように。

・グラウンドの木の近くには、何かを掘る音が聞こえる。その木の下には何が埋まっているのだろうか。

・廊下には、かいぶつがいる。彼はとても気分屋らしい。

・放送室には、寂しんぼうがいる。今日も放送をかけて誰かが来るのを待っている。

・図書室には、夜にだけ、とある文献が見つかる。そこには、この学園の本当の歴史が書かれているらしい。

・1年生の教室には、もう1人のクラスメイトがいる。とある人を、何年も、ずっと待っている。

・1階と2階の間の踊り場には、いたずらっ子がいる。
彼は階段の段数を増やしたり、踊り場の鏡に突然姿を現して人間を驚かせる。

・保健室には、かみさまがいる。
もし気に入られてしまったら、隠されてしまうかも。

・屋上には、｢彼｣がいる。
彼は屋上にいる人に”手助け”をしてくれるという。

しかし、それらを実際に見たという確かな証拠は未だ1つもいない。