涙のほほえみ 2

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寝癖の凄い隆二さんを起こす。




『隆二、さん、朝ごはん、出来てるよー』


隆｢ん？......おはよ、A｣


あら、目覚めめっちゃいい(笑)


目を擦るけれども、起きようとは、しない...


『起きてよぉー』



隆｢身体が起きんなって言ってる......｣


臣｢起きねーと、Aと先に飯食って事務所行くぞ｣



隆｢それは、駄目！｣


すぐにカバっと起きた。



臣様、すご。


あたしを出しに使うのはいかがなものかと思うけど。



隆｢顔、洗ってくる......｣


フラフラとした足元で


洗面所へ。


臣｢いい、言葉だな(笑)、Aって使えば(笑)｣


『もぉっ...』



『あ、臣くんさ、朝どっち派？』


臣｢パン。｣


ダイニングテーブルの、方に座る臣くん。




隆｢あー、スッキリしたー、タオル借りたよ｣


『うん、どーぞー』


キッチンから声をかける。


『隆二さ、ん、パン派？ご飯派？』


隆｢ごはんっ｣


『はいはーい』





言われた通り、パンと、ご飯。


そしてあたしは、ヨーグルト。

3者とも別。



オムレツにお味噌汁。そしてサラダ。


3人分運んで、


あと、コーヒー。


3人のメインディッシュに何かが必ず合わない。



これも、好みの違う3人のせいってことで。

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