涙のほほえみ

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「シャワーありがとー」

『へぃ……あ、はい！』



「水、貰っていい？」


キッチンへ行き勝手に冷蔵庫開けてる。


『はぁあ……』



もう、いいや、なんとでもなれ！！






『……寝ていいっすか……？』


「え？寝たんじゃないの？」

すっごくビックリした顔で聞く隆二さん。



『はい、一睡も。』

「寝ればよかったのに(笑)」


『…限界なんで寝ます。』

「じゃ、俺ももう一眠りしよっと！シャワー浴びてスッキリしたらまた眠くなってきた(笑)」





時計を見ると時刻はまだ、10時にもなってない。






『はぁ……』


一つ大きなため息をついて

寝室へ。



『ジャージ……よいしょっと……っギャーー！』


「あ、ごめん(笑)」


ジャージに着替えようとデニムを脱いだ所でナイスなタイミングで寝室に入ってきた隆二さん。



いやいやいや、ごめん(笑)じゃなくてさ



ベッドにダホッと倒れこむ、隆二さん。



『き、着替えたいんですけど……』

「大丈夫ー目瞑ってるぅー」

掛け布団にくるまり確かにこっちは見てない。


見てない、けど……


脱ぎかけたデニムをもう一度穿き、
ジャージを持って、脱衣場で着替えた。



『はぁ……』






やばい。




本気で眠い。

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