今日:22 hit、昨日:0 hit、合計:51,809 hit
小｜中｜大
YOU ページ34
さすがに今日は疲れた
お風呂で汗を流すとベッドに倒れこんだ
でも、あちこち痛む体に充実感がまとっている
店長は徹夜続きだった私を気遣ってくれて早めに帰らせてくれた
ご飯も食べずにこのまま寝ちゃいそう……
ピロリン♪
誰…？
あぁ……高山さんかも…
手探りで枕元のスマホを探しあて、メッセージを開いた
OMI家いる?
久しぶりに連絡きた…
枕元の目覚まし時計をチラッと見るとまだ夕方の6時過ぎ
落ち着きを取り戻そうと目を閉じて深呼吸をしたけど全然落ち着かない
むしろ臣くんの顔が浮かんできた
しかもあの夜の色っぽい臣くんが
ブンブンと首をふり、色気たっぷりの臣くんを頭から振り払う
大丈夫……普通に、いつも通り、平常心
Aまだ仕事だよ
長く会えなかった寂しさから嘘をついた
OMI終わったらうち寄ってよ
……。
A遅くなるかも
簡単には会いたくない
素直に……なれない
OMI待ってる
この人は、ほんとにズルい……
最近お気に入りの花のスタンプから
“急ぎます”を選んで送った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にーやん | 作成日時：2016年3月26日 23時
