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YOU ページ32
高山「Aちゃん、もしかして今日のやつずっと徹夜で？」
車内はやっとクーラーがききはじめて少しずつ冷えてきた
「ずっと徹夜でしたよ〜。めっちゃ眠たい〜」
高山「やっぱり！？ でも今までに見たことないめちゃくちゃすごい作品だったよ〜」
「ほんとですか！？ デパートのメインディスプレイを任されたのって初めてだったから気合入っちゃって〜。あれこれ考えてあんな形になりました」
高山「いや、マジで良かった。あれ、話題になるよ」
「ふふっ。だと嬉しいです」
高山「じゃあ明日、お疲れ様って事で飲みに行こうよ」
「いいですね〜。疲れたからお肉食べちゃおっかなっ笑」
高山「食べたいの考えといて。今日は寝て、明日ゆっくり飯食おう」
「やった〜♪」
臣くんとはあの日以来会っていなかった
急に忙しくなったみたいで、そう連絡が来た
連絡もそれっきりで音沙汰なしだったけど、そんな時に今回のお仕事を頂いてそっちに集中できて私的に助かった
じゃないとずっと頭の中ぐちゃぐちゃ考えちゃうから
あの夜の出来事はやっぱり夢だったんだと思う
そう、思わずにはいられない
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作者名：にーやん | 作成日時：2016年3月26日 23時
