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YOU ページ20

固まったままスマホの画面を見つめていると
やっとお酒とおつまみを見つけたらしい高山さんが部屋に入ってきた







高山「ワインとチーズいける?」






「…あ……いけます!」







動揺して必要以上にテンション高い声を出してしまう






「…あの…お手洗い借りていいですか?」







高山「うん、部屋出て一番奥ね」








リビングをちらっとみて廊下の一番端っこでスマホを開いた









OMIうそうそ。楽しんで









また狼のスタンプ


そこには、ニヤニヤ顔のオオカミ









「…………」









すっごくすっごく動揺したんですけど……


うそうそ。って……









私は思いきりリビングのドアを開くと高山さんに告げた









「高山さん……あの……」






高山「ん?」







「ちょっと具合悪くて……」







高山「え!大丈夫?」







「あの…今日はちょっと帰ります…」







高山「ここでちょっと横になる?」






「いえ、、ちょっと家でゆっくり寝たくて……ごめんなさい」







高山「そっか…そうだよね…大丈夫?」







「最近忙しかったから…寝れば治ると思います」






送っていくという高山さんを丁寧に断り
急いでタクシーに乗り込んだ

YOU→←YOU



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作者名:にーやん | 作成日時:2016年3月26日 23時

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