俺様ヤクザ×貧乏ギャバ嬢×子犬ヤクザ

story23 ページ26

岩田「ねぇ、名前ちゃんは、ヤクザのことどう思う？」









いきなり、岩田さんが来いてきた。




ヤクザは＿＿＿＿＿＿＿＿









あ「嫌いです。憎いです。」









そう答えた私。



何でだろ。岩田さんは、違うのに。
バカみたい…………









岩田「気になる。どうして、嫌いなのか、憎いのか。教えてよ。」









あ「いやっ今のは、忘れてください!」









岩田「無理だよ。そんな、泣きそうな顔されたら、ほっておけない。」









って、手を握られる



岩田さん……………









あ「分かりました。話します……」









岩田「うん。いい子」









私は、ポツリ、ポツリと話し始めた。

過去の、あの事件を









あ「13年前のことです。私は、小学4年生でした。ある日、友達と下校し家に帰って、ただいまー！と玄関で叫んでも、母からの返事がなかったんです。

お母さんー？と叫んでも。ただ、血の臭いだけがしました。リビングに行くと、どこもかしこも真っ赤に染まってて、母と父も……ううっ」









岩田「名前ちゃん…………………」









岩田さん…

手を握る力が、強くなってる。









あ「後から、母と父を殺したのがヤクザだとわかったんてです。何で、殺されたのかは、まだわかってないですけど。」









岩田「名前ちゃん…」

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