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どんなに優輔に生きていてほしいと願っても、踏み込むことはできない。

三「ありがとね、あの子の話聞いてくれて」

泣きながら私にそう頭を下げる三井先生に何も言ってあげられず、その場を去る。

STAFFSTATIONに行って、カルテ整理の続きをする。

藤「お、聞いた?優輔君、移植手術を受けられるんだって」

耕作と白石にそう話す藤川。

ま、知らないから嬉しそうにするよね・・・。

藍「あぁ、聞いた」

白「よかったよね」

藤「今日は本当にいい日だなぁ。患者は全員助かるし、ドナーは見つかるし」

緋「あのさ、あたしもちょっといいことあったの」

白「何?」

緋「周産期医療センターに戻ってほしいって言われたの、医局長として」

藤「医局長!?」

緋「どう思う?」

白「うん・・」

藤「医局長って言ってもあれだろ、雑用が多いだけのポジションだろ?」

緋山にそんないい話が来てることが悔しいのか藤川が嫌なことをいう笑。

緋「正直、驚いてる」

白「・・・・」

何か考え込んでる白石を見て不安そうな顔をする緋山。

藤「でも、いいな。何とか長とか、何とかリーダーとかって」

冴「ちょっと、邪魔しない」

白「そっか・・・おめでとう」

緋「いいの?」

白「うん、当たり前でしょ。緋山先生がやってきたことが認められたんだよ?私もうれしい、おめでとう」

緋「いやーそっか・・よかったぁ、この日のためにフェローきたえといて」

A「何言ってんのよ、あんたが面倒見てたの名取君ぐらいでしょ。あと二人名前も覚えてないんじゃないの笑?」

私がそういうと、覚えてると言う緋山。

緋「灰谷と横田でしょ」

横田って笑・・・。

白「とにかく、こっちは大丈夫。みんな成長してくれてるし」

緋「ありがと」

藤「ま、藍沢もAもいるしな・・・。あ、お前はトロントか・・・・あれ?もしかして決まっちゃった?トロント行き」

藍「俺は行かない」

・・・・。

藤「え、何で?行かないでどうするんだよ」

藍「救命に残る」

意固地だな・・・・。

気にしないで行けばいいのに・・・。

藤「藍沢、らしくないよな。トロント行き断るなんてさ・・・」

白「そうね・・・」

藤「あいつ、意外と救命のこと心配してくれているのかもな」

それはないと思うけどね笑。

白「でも、救命に来たのは頭部の症例稼ぐためだって言ってたし、それに救命は今はちゃんと機能してる」

まぁ、フェローも成長してるからね。

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隆佳(プロフ) - あいかさん» 応援ありがとうございます! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめましてあいかといいますこの小説の続きをまた、読んでみたいので、更新最後まで諦めずに頑張ってください応援してます!!! (2017年10月5日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:隆佳 | 作成日時:2017年10月4日 16時

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