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田所side
橘「うん。三人のうち一人しか助けられなかった、二人は亡くなった。でも、今日は三人全員救えた。白石のおかげだよ、お前がみんなを引っ張ってくれたから。いいチームになってきた」
白「いえ、みんなのおかげです」
橘「お前らしいな。お疲れ」
嬉しそうに橘先生は初療室からいなくなる。
白「Aがトロントにいたなんて知らなかった」
突然、白石がそう私の顔を見て言ってくる。
A「まぁ、誰にも言ってなかったからね」
言うようなことでもないし笑。
白「でも、Aが救命に戻ってきてくれて本当によかった」
A「なに、そんなこと言っても何も出ないからね笑」
一秒で出来ることなんか、
たかが知れてる。
でも、それを3600個積み重ねると1時間になる。
1時間あると、
何が起きるか・・・。
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緋山side
緋「ごめん、あのあと三人も患者が来ちゃって」
緒「悪いね、忙しいところ」
緋「どうしたの?」
緒「ちょっとね、言わなきゃいけないことがあって」
緋「え、やだ。重い話笑?」
緒「いや、そんな大げさなことじゃないんだけどさ笑」
携帯が鳴る。
緋「ごめん・・・・竹内先生、お電話しようと思ってたんです。センター長に就任されたって、おめでとうございます」
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名取side
医局に入ると親父がいた・・・。
将「おう、3人患者が同時に来たんだって?救命はやっぱり大変だな」
名「何の用?」
将「久々に会って何の用はないだろ」
名「父さんが突然来るときはたいていろくなことないから」
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藤川side
冴「ご機嫌ね」
藤「何か充実感っていうかな・・今日は特に朝から全員、助けられたからさ」
冴「ほっとするよね」
藤「だよな」
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田所side
1時間あると何が起きるか・・・・
その1時間は、
時に人生をも変える・・・。
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隆佳(プロフ) - あいかさん» 応援ありがとうございます! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめましてあいかといいますこの小説の続きをまた、読んでみたいので、更新最後まで諦めずに頑張ってください応援してます!!! (2017年10月5日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隆佳 | 作成日時:2017年10月4日 16時