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三井side
優「お母さん、天国ってある?」
三「あるかもね・・」
優「僕はいける?」
三「何言ってんの」
優「疲れた、ごめんねお母さん、僕もう疲れたよ」
そう言っている優輔をみてどうしたらいいのか分からなくなってしまう。
橘とAを呼びだし、優輔のことを伝える。
橘「大丈夫だよ、今までだって、弱音を吐くことだってあっただろ。お前が聞いてくれてそれで優輔は落ち着くんだ」
三「疲れたっていったの・・・初めてよね」
A「時間が迫ってるから、不安になってるんでしょうね・・・」
橘「分かってる、もう悠長なこと言ってる時間はない」
________
田所side
優輔・・・きっと不安でいっぱいだよね。
橘「急患が3人だ・・・。悪い後で来る」
そう言って、橘先生は初療室に向かう。
私も行かないとだけど・・・三井先生に呼び止められる。
三「A、優輔の話聞いてやってくれない?Aにならあの子素直に話すから・・・」
A「分かりました・・・近々、時間作ります」
悪いわねという三井先生に頭を下げ初療室に向かう。
______
白石side
冴「両角孝平さん、33歳。骨盤骨折、血圧90の56。過去の事故で胸髄損傷、下肢に麻痺あり。車椅子ラグビーの選手です」
灰「現場でT−POD装着しました」
藤「この間のパラリンピックにも出てた人だよ。ハーフタイムのウォーミングアップで車椅子ごと階段から落ちたらしい」
白「頭打ってるかも、頭部CTオーダーして」
横「すぐ行けます。トラウマスキャンもオーダーしておきました」
白「ありがと」
藤「骨盤の固定するよ」
雪「はい」
フェローが見るからに成長していっている姿を見て嬉しくなる。
橘「立て込んでるなぁ・・・」
A「あと来るのは?」
橘先生とAが一緒に入ってくる。
白「高所転落の患者です。成田中央病院から転移搬送されてきます・・・そっちどう?」
名「こっちは胸部の減張切開終わりました。ICUに移します」
藍「気道内圧は?」
名「平均で20まで下がりました」
藍「それでいい・・・尿量に注意しろ」
名「分かりました」
名取先生が運んでいき代わりに緋山先生が転移搬送された患者さんを運んでくる。
緋「福本美代さん、62歳。頭部CTはとってる。右前頭葉に脳挫傷あり、左足のデグロービン損傷がひどい」
藍「頭より足が先だ。切断は避けたい」
A「左膝窩動脈にシャント入れて血行再建ね」
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隆佳(プロフ) - あいかさん» 応援ありがとうございます! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめましてあいかといいますこの小説の続きをまた、読んでみたいので、更新最後まで諦めずに頑張ってください応援してます!!! (2017年10月5日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隆佳 | 作成日時:2017年10月4日 16時