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白石side
白「ごめんね」
藍沢先生がいなくなりAに謝る。
Aは何に対して謝っているのか分かっていないらしくきょとんとしている。
白「前にトロントに行けって藍沢先生に言わないって言ってたのに私のために言ったんだよね」
A「違うよ・・・白石のためじゃない。私が言いたくなったから言った、ただそれだけ笑」
数か月前は、このチームでやっていけるのかと悩んだ。
今は、このチームでやっていきたいと、
強く、思う。
だけどほんの1時間ですべてが変わってしまった。
私の大好きなチームは、
あの1時間でバラバラになってしまった。
ピピピ、プルプルプル
白「翔北救命センターです」
『千原消防より、ドクターヘリ要請です。千葉新都市地下鉄開通前の線路内にて崩落事故発生。負傷者多数です。子供も含まれてるようです』
白「子供?開通前ですよね」
_______
田所side
白「ヘリが戻ったら私も行きます。緋山先生と名取先生もお願い」
A「私も行く」
そう白石に言うとでもって顔になる。
確かにあの冷凍室に閉じ込められて以来、ヘリ業務から外れているけど・・・。
A「大丈夫、最近は症状も出てないし。この前の検査でも数値は落ちてた」
甲状腺クリーゼの検査をこの前もう一回したら、少し改善されていた。
白「分かった・・・横峯先生と灰谷先生、雪村さんもそのあと来て」
そう言っている白石に合図をする・・・。
白「あ、ごめん。灰谷先生は残って」
灰「すみません」
_____
藤川side
現場につき、騒然とする。
隊員「下の線路内に降りてもらえますか?重傷者をここまで上げられないんです」
藍「分かりました」
藤「どうなってるんですか?地下鉄はまだ動いてないんですよね?」
隊員「開通を記念したトンネルウォークが開催されていたようです。一般の方が地下鉄線路内を歩いて見学するっていう」
藤「参加者は何人ですか?」
隊員「300人です」
藤「300」
______
田所side
白「分かった、重傷者は線路内にいるのね」
ヘリに乗りながら藤川からの現場情報を聞く。
藤『コンコースまで出られている患者は軽傷だ、後発隊に任せていいか』
緋「アルブミンとタグ」
名「はい」
白「あと5分でつく。トリアージはこっちに任せて・・藍沢先生と藤川先生は現場の重傷者を見て」
300か・・・多いなぁ・・・。
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隆佳(プロフ) - あいかさん» 応援ありがとうございます! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめましてあいかといいますこの小説の続きをまた、読んでみたいので、更新最後まで諦めずに頑張ってください応援してます!!! (2017年10月5日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隆佳 | 作成日時:2017年10月4日 16時